おとんとこどもたち《JW》

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流星side





ソファーで楽しそうに遊んどるなぁと思いながらリビングの机で仕事しとったら淳太からヘルプが飛んできた






見に行くと乗っかってる上2人に寝られて起きられんくなってる淳太





3人とも汗だくや笑






今日はお風呂早めにしたろ







あ、もう3時すぎやからおやつあげんとご飯前に騒ぐかな






甘いクッキーを淳太のお皿には3枚、大毅と望のお皿には2枚のせた








流｢淳太、牛乳さんでお口んとこおひげなっとるよ｣



淳｢んぇ？ふふ笑｣



流｢なに、おひげ気にいってる？笑｣








目をキュッと細めてにぃって笑った淳太



男前というより綺麗な顔立ち



おかん似やな









望｢おとぉん｣



流｢お、おはよう望、こっちきたらおやつあるで｣



望｢んー？おやつー？｣



流｢うん、おやつ。今日はクッキー。甘いで｣



望｢のぞむ、いく？｣



流｢うん、おいで｣



望｢おやつ、あるん？｣



流｢あるよ。こっちくるか？｣









｢こっちきたらおやつあるよ｣は｢こっちに来る｣と｢おやつある｣が混ざってる文やから、望にはちょっと難しかったらしい








聞き返してくることにはゆっくり優しく教えてあげる







でも子供の時期は大人になる練習やから、少し難しくても淳太と大毅と同じ言葉遣いで話すこともある








わからんくてパニックになる前にゆっくり説明したり、望の口から聞いてくることにはちゃんと答える









これで接し方があってるんか専門的にはわからんけど、笑




俺はこれが一番愛があって望も分かってくれる方法やと思ってる




ちょっとずついろいろわかるようになったら嬉しいなぁなんて









てけてけ歩いてきて机の上をのぞくと、ぱぁっと顔を輝かせた




望｢のぞむ、これすき！｣



淳｢のんちゃんこれ好きやなぁ？食べる？｣



望｢ん！じゅんにぃのおひざ！｣








淳太のひざをぱしぱしたたくから持ち上げてのせてあげると満足そうににっこにこ








大｢あ！おやつたべてるやん！だいきもー！｣



流｢だいきの分もあるよ、おいで｣



大｢のんちゃんじゅんにぃのおひざずるい！せやったら、だいきはおとん！｣








椅子の横でぴょんぴょん跳ねる大毅をひざにのっけてクッキーを食べた







うん、甘い



おかんがよく買ってきてた味



おかんはこれ真似してクッキー作っててんけど、レシピ聞き忘れてどうも再現できひん



いつか降ってこーへんかな、笑




end.

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