ちっちゃいの 3 《JW》

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淳太side






さっきと同様、あっという間に終わったけど、隣の大毅がほんまに酔ってもうてる









｢あー、2回連続やばかったな笑 大毅も淳太もいくでー｣




｢ちょっとまってー、先行っとって｣









突然笑顔が消えた大毅を降り口のベンチに一旦座らせた






｢大丈夫？｣




｢ごめん、行っててええよ｣




｢や、置いていけないやろ笑 水飲む？｣








頷いてから受け取った水を首に当て出した








｢なにしてん笑｣




｢冷たいの当てとったら、なんか気持ち悪いの紛れる｣




｢あー、まぁ分からんでもない笑｣









少し顔色が悪い大毅を見とったら、ケータイがなった








｢はーい｣



『あ、もしもし淳太？あんさぁ、流星が酔ってもうて車におるんよ。今どこ？』



｢兄弟で同じことしてるやん笑 大毅もベンチおるから、行けそうやったらそっち行くわ｣









どこまで仲いいんだか笑







｢だいきー、行けそうやったら車行きたいんやけどどう？｣




｢あー、行く、行ける｣









スタスタ歩き始めたくせに、｢ふぅ｣とか深呼吸しながら歩くもんやから、強がんのもいい加減にして欲しい。笑









まぁもう大学生やし、ほんまにあかんくなったら言おうかな、程度で横から見守る









それより流星の方が心配






疲れてたのに調子乗って連続で乗ってもうたしなぁ









車に着くと困った顔した照史と崇裕が車の外におった


大毅は後部座席に寝転がった









｢降りてさぁ、ちょっと歩いたら流星が｢お腹が変｣って言い出して、げぇしそうって言って泣き出してむせてそのままリバース｣





｢うわ、悲惨やな｣





｢車ん中涼しくしてともと望が見てくれとる｣









おっきいのんちゃんの膝の上でこてっと寝落ちしてる流星






こんな時にあれやけど、くるっとした後ろ髪からちっちゃいおしりまでのフォルムが最高に可愛い









｢寝落ちてからむにゃむにゃ言っとるけど、夢の中ではご機嫌そうだから大丈夫やと思う｣









あんまり音を立てないように車に乗り込んで帰宅









大毅は途中で起きて｢もう治ったー｣とか言うて流星の面倒見てくれとる






大毅は昨日の夜いつもより睡眠時間足らんかったらしい









流星も家に着いたら復活しとって、酔ったのも忘れてるんか楽しそうに思い出を話してご飯もいっぱい食べた








ーー
重岡ちゃ〜ん様

ありがとうございました！

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