風邪っぴきアイドル3《JW》

小瀧 リク ページ9

似たようなお話が続くので順番変えさせて頂きます(_ _)




ーー
桐山side




桐｢小瀧さん、今日全然喋ってませんよ？大丈夫ですか？笑｣




小｢はぁーーーー、も、ねむい！｣




桐｢はは笑 もう、帰ったら寝てください！笑｣






望と2人でラジオ収録なんやけど、なんとなーく元気ない感じ




いつもならボケ倒してるのに口数少なめ





振ったらちゃんと喋ってくれるし眠いだけやったら全然ええんやけど







桐｢あと1本やってー…って、どした？疲れた？笑｣



小｢…ん笑｣



桐｢まぁ、最後はのんびりやろや｣



小｢せやなぁ｣








ふらーっとどっか行って、またふらーっと帰ってきて椅子にすとんと腰掛ける




心ここに在らずって感じやな、笑







桐｢っし、あと1本！頑張りますかー！望いける？｣



小｢…い、｣



桐｢ん？｣



小｢きもち、わるい｣



桐｢えっ、大丈夫？｣



小｢ん…｣



桐｢え、ちょ、あかんくなったら止めるから、合図してな？｣



小｢はーい｣







そこまで顔色悪いわけでもない。昨日お酒飲んだんかな、寝不足かもしらんし




無理に｢やめとけ｣言っても聞かんやろうし、注意して見とこ





・
・







桐｢ってことがありましてー、って聞いてます？笑｣




小｢…あっ、えっと、…｣




桐｢…望、あかんよ、やめとこ。｣






じーっと一点を見つめて顔色もどんどん悪くなってきてる気がする




スタッフさんに手でバツ印作って一旦止めてもらった






小｢っ、あかんっ｣



桐｢まって、トイレ行こ、トイレ｣







口元に持ってかれた腕をひいて椅子から立たせてトイレの方向に向かおうとした







小｢あきとっ、ちょ、しゃがむ｣



桐｢あかんか、よしよし大丈夫大丈夫。深呼吸してみい｣






ふぅー、はぁー、って深呼吸させてる間に空のゴミ袋だけひったくって一応手に準備






小｢っ、｣



桐｢気持ち悪いな、１回吐いちゃい｣



小｢っおぇ、げほっ、けほけほ｣







涙目で嘔吐く望の背中を擦りながらスタッフさんに今日は無理だということを伝える








小｢ふぅっ、ごめん、もうおさまった…｣



桐｢いや、全然大丈夫やけど、なしたん？突然？｣



小｢んー、なんか途中から…｣



桐｢そっか…まぁ今日はよう寝るんやで？俺淳太くんとこれから収録やから、マネージャーさんと車乗って帰り？｣



小｢ん、ごめんな｣






飲み物だけ渡して次の収録に向かった

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