風邪っぴきアイドル3《JW》

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中間side




しげもかみちゃんも寝てもうて、照史とはまちゃんから事情を聞いた





マイクトラブルで上の人に怒られたのをかみちゃんに当たってたらしい





かみちゃんは結構な暴言吐かれて、しげは軽くやけど2発お腹殴られとったって






そんなん聞いてたら家に到着






桐｢かわいそうやけど１回起こそか｣



濱｢かみちゃん、しげ、｣



重｢ん…あれ、俺ん家まだやん…｣



中｢照史もはまちゃんもおるからおいで｣



重｢ほんま？…せや、かみちゃんは？｣



桐｢まだ熱ある。しげは、大丈夫か？｣



重｢おん、大丈夫｣





案外ケロッとしてて少し安心した






中｢お、かみちゃんおはよ、どうや？｣






首振りながらポロポロ涙が落ちる




体調悪いのとあんなこと言われたので結構ダメージ食らってる感じやな…






中｢泣かへん泣かへん、しんどいな…中入ろか｣






かみちゃんを寝かせるとリビングで歩き回るしげ



｢なんかやることある？｣とか｢かみちゃんに飲み物持ってこか？｣とか






桐｢しげも一応安静にしとき、心配なのはわかるけど、｣






ポスンとソファーに座ってじーっと一点を見つめる





重｢あの、さ？さっきまでのこと、話してええ？なんか、1人で抱えとくの無理やわ｣





そんなこと消えそうな笑顔で言うもんやからお兄ちゃん3人でソファーに近寄ってしげがポツポツ喋るのを見守る







1秒も表情崩さず淡々と喋り続けて



あんなことされてもこうやって話してくれるしげはほんまに強い






重くなった空気にはまちゃんの声が響いた



濱｢しげは強いなぁ、言い返さんと立ち向かおうとしたんやろ？かみちゃん守ろうとしたんやろ？さすがや｣






そう言ったらくしゃっとした笑顔で｢ありがとう｣って






しげも一段落したからかみちゃんの様子を見に行った






おでこに手を当てるとだいぶ熱も下がってきた



ストレスもあってさっきは熱高かったんかな






神｢ん…｣



中｢起きた。大丈夫？｣



神｢さっきより…だいぶ｣



中｢よかったよかった。しげから聞いたから大丈夫やで。怖かったな、｣



神｢ん…でも、しげもみんなも来てくれたから｣



中｢そかそか、疲れたやろ？まだ寝とく？｣



神｢そーする、ほんま、ありがと｣



中｢いーえ、なんかあったら呼んでな｣





目を閉じた神ちゃんの表情もさっきより緩んでて安心した





ーー
じろ様
ありがとうございました！

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