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桐山side
頭割れるー言うてたから、いつもより動きは少なめやけど、何事もなく収録をこなすしげ
でも、そのいつも通りこなしてしまう器用さがちょっと怖い
収録が終わり、楽屋のソファーに深く腰掛けて伏し目がちなしげの顔色は真っ白
｢顔色最悪やけど｣
｢寒いんやもん｣
半袖で過ごせる室温の中で長袖を着てるしげから思わぬ言葉が出てきて一瞬固まる
｢寒いん？｣
｢鳥肌やばい｣
｢寒いんやなくて悪寒とか冷や汗とかそっち系やろ｣
｢んー、よぉわからん｣
｢ちょっとごめんな｣
おでこに触ると熱はなさそう
｢疲れとったやろ？ちゃんと休みや？｣
そう言うと、今にも泣きそうな顔でボソボソっと何かを呟いた
｢ん？｣
｢や、なんもない、ごめん｣
｢そろそろ帰るで｣
｢ん、｣
ゆっくり立ち上がって壁に寄っかかると、また壁伝いにしゃがみこんでしまった
｢大丈夫？ゆっくりでええから｣
｢ごめ…めっちゃ…チカチカなる…｣
2分くらい休憩して今度はもっとゆっくり立ち上がった
｢荷物もとか？｣
｢やっ、あの、さ…肩、かして…｣
｢おぉ、なんや、任せとき｣
珍しく自己申告で頼ってきてくれたんが嬉しくて、ポンっと自分の肩を叩くと、弱々しく｢なんやねん笑｣なんて笑ってくれた
最初は肩に控えめに置かれてた手にだんだん力が入ってきて、しげの姿勢もだんだん猫背になってきた
｢っしょ、こっちのが楽やろ？｣
｢ん、ごめ｣
半ば無理矢理やけど、脇から手を入れてガッチリ肩を組んだ
マネージャーさんが待つ車に乗り込むと、しげの様子見て驚いたマネージャーさんが水やらブランケットやらを出してくれた
｢しげんちまでお願いします、俺も一緒におりるんで｣
｢あの、中間さんと�霤弔気鵑�もういらっしゃるので一緒でもいいですか？｣
｢あ、そうなん？んー、しげ体調ようないから急ぎ…｢よ！｣
｢おつかれ｣
｢あ、きたわ笑｣
｢ん？なに？｣
｢いや、淳太くんとはまちゃん一緒でええですかー、言われてんけどさ、しげ体調ようないから急ぎめでって言お思ったらきた｣
｢しげ？なしてん？大丈夫？｣
乗り込んできた2人も眉毛下げて後部座席に横になるしげに声をかける
｢俺らも照史と一緒に降りるわ｣
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みるく - リクエスト応えていただきありがとうございます！毎回とてもいいお話ありがとうございます！これからも楽しみにしてます♪ (2019年10月23日 1時) (
レス) id: 3240da5017 (このIDを非表示/違反報告)
り?(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！今回も最高でした、、！これからも応援しています！ (2019年8月3日 2時) (レス) id: abbfdf0b4e (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - たくさんのリクエストありがとうございます！締め切ります！ (2019年7月14日 9時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
まい - いつも楽しく読ませて頂いてます！作者様のお話大好きなのでリクエストお願いしたいです！高熱の照史くんを淳太くんが看病するお話が読みたいです♪ちょっと甘えたりするとうれしいです！よろしくお願いします(*´∀｀*) (2019年7月13日 23時) (レス) id: df3ff67e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆづる(プロフ) - はじめまして！よろしければドラマ撮影とツアーが被り過労になるしげちゃんが見たいです、その役柄も難しくて寝る暇も惜しんで役作りやツアーの準備をし重めの体調不良でなかなか治らなくでも無理して仕事をする…！など。いつでも大丈夫ですのでよろしくお願いします！ (2019年7月13日 23時) (レス) id: d39cd0ebef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅう | 作成日時：2019年1月23日 23時
