風邪っぴき高校生《JW》

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中間side



やっと部活が終わった〜！


あの顧問何分喋ったら気が済むん？！




先に帰らせてしまった流星が心配でスポドリとゼリーだけ買って駆け足で流星の家に向かう。





ピンポーン



ガチャ






中｢流星ごめ…っと、大丈夫か？ あちゃー熱上がってもうたか。｣



ドアを開けるなりフラフラと倒れ込んできた流星を支える。




明らかにさっきより熱い体。





藤｢ごめ…｣





顔を覗くと曲がった冷えピタがおでこに張り付いてる。




こんな猛暑にパーカー着て布団まで肩にかけて…まだ熱上がるな…





中｢先帰らせてごめんな。中入ろか｣





流星を支えながらリビングに行くと放り投げられたカバンと人が寝ていた形跡のあるソファー。



藤｢淳太くんごめんなぁ｣



中｢ええのええの。気にせんといて｣






流星の淳太くん呼び久々に聞いたな。熱で甘えたくなってるんやろか笑






中｢流星さ、ズボンだけ履き替えん？制服キツいやろ。あと、熱測った？｣



藤｢んふふ笑 淳太くんおかんみたいやなぁ笑 まだはかってないー｣






ふわふわと笑う流星の顔はほっぺたが真っ赤。曲がった冷えピタも干からびている。





洗濯物の山から流星の物と思われるスウェットのズボンを引っばり出して手渡す。





中｢流星、体温計…あ、あれ使っていいやつやんな？取ってくるからズボン履き替えといてな ゆっくりでええよ｣

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