風邪っぴき高校生《JW》

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神山side



神｢なしたん？しんどい？｣



重｢んっ…ったい…｣



神｢泣いたらしんどなんで？歩いたから悪化したんかなぁ…氷枕持ってくるな、しげ帰ってきてから水飲んだ？｣



重｢ありがと…まだ｣



神｢もってくるな｣





しんどさで訳もわからず涙が止まらないしげを背中にキッチンと洗面所へ急ぐ。






神｢持ってきたで〜｣



眉間に皺を寄せて目を閉じているしげに水を飲ませて氷枕を頭の下にひかせると少し安心した顔をして目を閉じた。





重｢かみちゃ…｣





寝ているしげの隣で宿題をしていると突然呼ばれた…と思ったら寝てるわ笑




近づいていって汗でおでこにくっついた前髪をはがすとスっと目が開いた。



重｢あ…かみちゃ…ごめんな…さっきよりましんなったわ｣




神｢ほんまに？笑 朝俺に気のせいちゃう？とか言っといてこれやからな〜笑 信用ならん笑｣




重｢ふふ笑 ごめんて｣




神｢すぐ無理するんやから…そろそろ健康第一とか言ってる自分が一番体弱いの自覚してや笑｣




重｢はーい せや、俺のケータイ取ってくれる？おかんに連絡してみるわ｣




神｢さっき一応電話したからしげんとこに連絡来てるかな…まだ画面見るのはしんどいやろ？開けてい？｣




重｢助かる…ほんま、かみちゃん気ぃ利くわー いつもおおきに｣



神｢…そんな急に言われたら照れるわ、アホ笑｣




重｢やめぇや…気色悪い笑｣




神｢自分で言っといてなんやねん笑｣





いつもより歯切れが悪いのは確かやけどちょっとは回復したんかな？






それからお母さんが迎えに来てしげは帰った。
翌日は元気すぎるほど元気に朝から絡まれて大変やった。ほんまに。笑



END

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