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中間side
勢いよく立ち上がったはまちゃんの顔が一瞬歪んだ。
中「はまちゃ…バタン!
中「はまちゃん?!」
隣の照史もびっくりしてもうてる。
慌てて椅子から立ち上がって床にしゃがみこんでるはまちゃんに声をかけると返事はなく、荒い息だけが聞こえる。
桐「はまちゃん無理させてたんやな…」
中「触った感じ結構あると思う。とりあえず保健室連れてくわ」
桐「俺おんぶしてくから淳太くん荷物もってくれへん?」
中「おん、わかった。頼むな」
照史が声をかけながら背中に乗せて細身のはまちゃんを背負って教室を出ていった。俺もはまちゃんの荷物をまとめて追いかける。
中「失礼しま〜す…」
先生「中間くんありがとうね」
中「いえ…先生、濱田は…」
先生「そこのベッド…」
中「ありがとうございます」
ベッドの周りのカーテンを開けると眉毛が下がってる照史と顔を歪めたはまちゃんがおった。
中「はまちゃん大丈夫なん?いつから?」
濱「ごめん…朝はいけると思ったんやけど…」
桐「はぁ、めっちゃ心配したで、俺らに言うてくれたらよかったんに…」
中「ってか夜ご飯そんなんでよぉ行けるおもたな笑」
桐「ほんまや笑」
濱「悪い…淳太めっちゃ楽しそうに話しとったし、5時間目終わりやから寝てから行けば行けるんちゃうかなてな笑」
とろんとしたうるうるな目でそう言われると怒るに怒られへん笑
中「もう帰るんやろ?」
濱「5時間目まで出るわ」
桐「はぁ?!何言ってるん?!アホちゃう自分?!」
中「せやで、病人は大人しく部屋で寝とき」
桐「あとで部屋行ったるから…って言いたいところやけど俺今日部活や…」
中「俺行けるで」
桐「ほんま?ほんじゃ淳太くん頼むわ」
中「ええよ」
桐「どーやって帰るん?」
先生「今日に限って誰も送れそうな先生おらんねん…中間くん帰りに保健室寄って濱田くんと帰ってあげられへん?」
中「ええですよ」
ちょうど昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。
桐「はよ治してな〜、お大事に」
中「5時間目終わったら速攻で来るからそれまでちゃんと寝とき」
濱「ん、ありがと」
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りゅう(プロフ) - みいこさん» コメントありがとうございます。最後の藤井くんのリクエストの前の【お知らせ】から寮生活に変更したのでそれ以前は寮生活ではありません。混乱させてしまう書き方をしてしまい申し訳ないです;;ご指摘ありがとうございます(_ _) (2018年8月17日 0時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
みいこ - 寮生活…なんですか?そしたら母親も父親もでてこやんはずでは?設定があるならそれに沿っていただきたいです。低評価失礼しました。 (2018年8月16日 20時) (レス) id: 592cacc93a (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - ももかさん» そう言って頂けて嬉しいです^^ また機会があればよろしくお願いします! (2018年8月6日 1時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - 夏波さん» そう言って頂けて嬉しいです^^ また機会があればよろしくお願いします! (2018年8月6日 1時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - 神さん» そう言って頂けて嬉しいです^^ また機会があればよろしくお願いします! (2018年8月6日 1時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りゅう | 作成日時:2018年7月20日 1時