Rainbow

3rdTarget ページ40

sideYellow


「依頼が入った。｣


って言うたらそれまでゲームして騒いでたシゲとのんちゃんと神ちゃんと流星、釣り動画を見てた濱ちゃん、うどんを食べてた照史が集まってきた。


重「なになに、どんな依頼？」

「それを今から話すからはよ座れ」

桐「今回はどんなやつかな〜」

望「ゲームええとこやったのになぁ〜」

濱「釣り行きたなってきたな、、」

神「りゅーせー？おきてよ？」

流「ん、、がんばる、、」


自由に話す6人を座らせて本題に入る。


「今回の依頼は臓器売買行ってる孤児院のシスターとその協力者の闇医者や。引き取り手が見つからんかった子供の臓器を売ってるらしい。」

重「ほな2手に別れんねんな？」

「ようわかってるやん。」

神「闇医者の方は任せて。ツテあるし。」

「おん、そのつもり。神ちゃんだけやと負担もあるやろうし、流星も連れて行って。」

神「了解。」

「孤児院の方はもう1人のシスターが依頼者や。照史は、その人が手伝ってくれるから俺の知り合いが経営してる孤児院に子供を全員うつす。ただ、何人かターゲットと内通してる子供もおるらしいから、のんちゃんと濱ちゃんとシゲはターゲットの始末と、その現場に残ってる子供を残酷やけど皆殺しや。」


正直心配な依頼やからシゲも行ってもらう。
子供に手をかけることが苦手な濱ちゃんと、そもそもターゲット以外殺すことが苦手なのんちゃん。
ほんまは神ちゃん、流星に行ってもらうのがいいんやろうけど、2人は医者の方に行って欲しい。
繋がってるから別日にするのも無理やし。
めっちゃ不安やけどまあシゲがおるから大丈夫か。


「情報もそこまで足りひんから決行は1週間後。依頼者も協力してもらうために時間ある時にこっち来て作戦会議参加してもらう。神ちゃんと流星は個人で動いといてもらって大丈夫。俺が口出すより神ちゃんが動く方が上手いこと行くやろ？」

神「ほんなら俺とりあえず前お世話になってたセンセイの所行ってくるわ。多分あの人は顔広いから知ってると思うし。」

流「それ俺もついて行っていい？」

神「あー、流星の事は話したことあるしいいんちゃう？」

流「ほな一緒に行く。」


前のターゲットの事があってから流星は前より過保護になって神ちゃんから離れへんくなってる。
神ちゃんも『いつもの事やし』って別に気にせーへん。
だから今回も流星は闇医者の方にするしかなかったんよな。
でも気持ちはわかるから無理に引き離したくないしな。

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