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何も出来ずに2日目の午後になってしまった。
あーそろそろ夕飯の準備しなきゃ。
キッチンに向かうと､既にユンギが材料を物色していた。
YG「ジニヒョン､これじゃ足りないんで買いたして来て下さい」
JN「俺が!?」
YG「俺ある程度準備しとくんで､頼みます」
JN「わかったよ」
財布と車のキーを持ってコテージを出る。
外では後輩達がそれぞれなんかやってる。
あいつら来てからなんもやってなくね？
ったく少しは手伝ってくれよって思いつつ､車への道を歩いてると､コテージから少し離れたベンチにホソクとAちゃんがいた。
ホソクには笑いかけてるAちゃんを見ると､自分の黒い部分が出てきてしまう。
気付いたら声を掛けていた。
「あれ？Aちゃん？」
HS「ジニヒョン？」
JN「あ､ホソクもいたんだ」
振り返ったAちゃんの後にホソクが顔を出したから､わざとからかってやった。
HS「え､酷くないっすか〜？」
JN「暗くて見えなかった(笑)」
HS「まだそんな暗くないでしょ！」
文句言ってるホソクを無視してAちゃんに顔を向ける。
『先輩どこか行くんですか？』
JN「うん､夕飯に使う材料足りなそうだから買ってきてってユンギに頼まれて」
『1人で大丈夫ですか？あたし達も手伝います』
JN「それは助かるよ」
『はい！ホソガ行こ』
HS「あ､俺ナムジュ二とやる事あるから戻るわ」
JN「そうか」
お､気遣ってくれたのか？
でもAちゃんはお前が好きなんだ。
ほら､悲しそうな顔してんじゃん。
JN「じゃあ行こうか」
『あ､はい』
でも2人きりになれて嬉しいって思う俺は悪い先輩かな。
JN「Aちゃん」
『は､はいっ！』
声裏返って可愛い(笑)
JN「あはは(笑)どうしたの？また考え事してた？笑」
『あ､はい……』
JN「それってさ､ホソガの事？」
『へ？』
JN「違う？」
『何で…ホソク？』
JN「いつも一緒にいるし､Aちゃんホソクといると楽しそうだから好きなのかなって」
『すっ///!?ちっ､違います‼ホソクは幼馴染だから一緒にいて楽なだけで､恋愛対象じゃありません！』
え？そうなの？
それともホソクが好きなのを隠すための嘘か。
JN「ひゃっひゃっひゃ(笑)そんな否定されてホソガが可哀想だな(笑)でも好きじゃないなら安心した」
『えっ？』
JN「ん？」
『いえ､なんでもないです』
そんな悲しそうな顔しないで。
俺がそんな顔させないようにしてあげたいのに。
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作者名：ruka | 作成日時：2020年5月14日 19時
