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「あれ？Aちゃん？」
名前を呼ばれて振り返ると､ソクジン先輩が財布だけ持って立っていた。
HS「ジニヒョン？」
JN「あ､ホソクもいたんだ」
HS「え､酷くないっすか〜？」
JN「暗くて見えなかった(笑)」
HS「まだそんな暗くないでしょ！」
『先輩どこか行くんですか？』
JN「うん､夕飯に使う材料足りなそうだから買ってきてってユンギに頼まれて」
『1人で大丈夫ですか？あたし達も手伝います』
JN「それは助かるよ」
『はい！ホソガ行こ』
HS「あ､俺ナムジュ二とやる事あるから戻るわ」
JN「そうか」
コソッとチャンスだぞって言ってコテージに戻って行った。
ナムジュンとやる事あるって嘘だな。
JN「じゃあ行こうか」
『あ､はい』
歩き始めたものの…話すことがない。
無言とか気まずいんだけど…。
何か話さなきゃ。
何か……。
JN「Aちゃん」
『は､はいっ！』
急に呼ばれて声が裏返ってしまった。
恥ずかしい///
JN「あはは(笑)どうしたの？また考え事してた？笑」
『あ､はい……』
JN「それってさ､ホソガの事？」
『へ？』
JN「違う？」
『何で…ホソク？』
JN「いつも一緒にいるし､Aちゃんホソクといると楽しそうだから好きなのかなって」
『すっ///!?ちっ､違います‼ホソクは幼馴染だから一緒にいて楽なだけで､恋愛対象じゃありません！』
JN「ひゃっひゃっひゃ(笑)そんな否定されてホソガが可哀想だな(笑)でも好きじゃないなら安心した」
『えっ？』
JN「ん？」
『いえ､なんでもないです』
きっと聞き間違いだよね。
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作者名：ruka | 作成日時：2020年5月14日 19時
