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あれから1ヶ月。
あの日､Aは何も言わず黙ったままだった。
俺も休暇が終わり､また忙しい日々。
ジェミンにバンドがスカウトされたと聞いて､会えないかと言われた。
夜中しか時間は取れないけど､それでもいいと言われ､会いに行くことにした。
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JM「おう､こっち」
JK「おう」
JM「飯食った？」
JK「いや､まだ」
JM「良かった､適当に頼んでおいた」
JK「サンキュ」
JM「悪かったな､忙しいのに急に呼び出して」
JK「ううん､俺も気になってたし。スカウト受けるの？」
JM「そのつもり」
JK「そっか」
JM「ただ…」
JK「ただ？」
JM「Aが……」
JK「何かあった？」
JM「ずっと夢見てた事のはずなのに､なんか乗り気じゃないんだよ､あいつ」
JK「え､何で？」
JM「聞いてもはぐらかされる。ミヨンにだって話そうとしない。きっと…俺達じゃダメなんだ。だからお前を呼んだ」
JK「俺？」
JM「お前なら何とか出来ると思って」
JK「………わかった」
JM「わかったって､お前…」
JK「今から会いに行く」
JM「はっ!?今からって､おまっ…」
JK「俺がなんとかする」
JM「お､おい！……ったく。Aに連絡しとくからな！」
後ろ手に手を振ってグクは出て行った。
JM「頼むぞ。……しっかしこの料理どうすんだよ…」
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作者名：ruka | 作成日時：2020年5月14日 19時
