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目が覚めると、自分の家じゃない、でもどこか見覚えのある天井が映る。
ん?
どこだ?
直也「起きた?」
隣を見ると直くんがいた。
『何で…?』
直也「覚えてないか、あんな飲んでたもんな」
『あたし…何かやらかした?』
直也「ううん、何も?すっごく酔ってたから、そのまま帰すわけにもいかなかったから、俺ん家に帰ってきた」
『ごめん……迷惑かけたね』
直也「全然迷惑なんて思ってない。むしろ一緒にいれて嬉しい」
『ありがとう…』
直也「昨日は呼び捨てで呼んでくれたし」
直くんは、ニヤリと笑った。
『嘘!?』
直也「本当。なおやーんとか言ってた(笑)」
『恥ずかしい…。直くんと会うの久しぶりだったから、気が緩んじゃって…』
直也「そういう存在でいれて嬉しいよ」
『直くん…』
直也「違う」
『……直也』
直也「それ」
同時に口付けが落ちてくる。
何度も角度を変えて。
『んっ…あたし、家に戻らないと』
直也「大丈夫。衛さんには連絡しておいたから」
『えっ…』
直也「10時半に迎え来るって。だから、もう少しこうさせて」
そう言って強く抱きしめられた。
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ruka(プロフ) - marikoさん» いつもコメントありがとうございます!コメントを頂けると私も嬉しいです。更新の差が激しいですが、読者の皆様に楽しんでもらえるよう頑張ります! (2017年1月11日 11時) (レス) id: 1f3398d7e7 (このIDを非表示/違反報告)
mariko - 今回のお話も面白かったです。続きが楽しみです。更新待ってます。 (2017年1月11日 1時) (レス) id: 22e2c227d7 (このIDを非表示/違反報告)
mariko - 面白かったです。一人でキュンキュンしながら見ていました。続きが楽しみです! (2016年12月28日 23時) (レス) id: 22e2c227d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ruka | 作成日時:2016年7月28日 12時