Be with you...2

64 ページ16

いつでも来ていいからって合鍵を貰ってから､初めて来た直くんの家。

連絡してないけど､いいかな？
そう思いながらも中に入る。

直くんの匂いがする。
…ってあたし気持ち悪っ！！

照れ臭くて､直くんと一緒の時しか来た事がなかった。

いつ来てもオシャレで綺麗な部屋だなぁ。

ご飯でも作って待ってようかな？
でも今日何時まで仕事なのかな？
LINEしてみようかな。



(人1)お疲れ様☆今直くん家に来たけど､仕事何時まで?



既読になったと思ったら､電話がかかってきた。



『もしもし』

直也「なんかあった？」



直也さん､第一声がそれですか？(笑)



『なんもないよ？何で？』

直也「俺ん家にいるっていうから､またなんかあったのかと…」

『ただ､直くんに会いたくなったの。それだけじゃダメ？』

直也「ダメじゃない…/////」

『ふふっ。何時に終わる？』

直也「今から帰るとこなんだなぁ」

『本当？じゃあ何か作って待ってるよ』

直也「マジ！？」

『うん。冷蔵庫開けていい？』

直也「そんなん気にしないで色々勝手に使っていいよ」

『ありがと。作りながら待ってるね』

直也「うん､後でな」


電話を切ると､すぐにLINEが来る。



直くんすぐ帰る。(人1)の手料理楽しみ♪早く会いたい。
(人1)待ってるね。気を付けて帰ってきて。あたしも早く会いたい。


直くん可愛いなぁ。
こういうのが幸せっていうのかな？

あ､キャベツと挽き肉があるから､ロールキャベツでも作ろうかなぁ。


------------
5年程前に書いていたお話なのですが､
LINE風に出来るというのを知り､
使ってみました。

作者より。

65→←ポスター撮影

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す