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あれから2日。

電気も戻らないから、ついに携帯の充電も切れてしまった。

情報もなく、ただただラジオに耳を傾けるだけ。

夜は真っ暗で、懐中電灯が必須。


『はぁ…』


ため息をついた時、美空が大声を出して部屋に入ってきた。


美空「お姉!電気点いた!!」


そう言うと、すぐお母さんの元に走って行った。


急いで携帯を充電する。
すぐ直くんに連絡したかったけど、
まず、まもちゃんに連絡を取り、無事を知らせる。

メンバー達も無事みたいで、良かった…。

友達たちからもメールが続々入ってきて、
皆無事だった。

少しホッとした時、
ずっと声が聞きたくて仕方なかった人の名前が画面に表示された。


『直くん!』

直也「(人1)!?良かった…無事で…」

『………』

直也「(人1)?」


声を聞いて安心したのか、何も喋れないほど泣いてしまった。


直也「……俺今から仙台行く」

『……え…?』

直也「そんな泣き声聞いたら、じっとしてられない」

『でもっ…』

直也「大丈夫。少し時間かかるかもしれないけど、絶対行く」

『…うん。ありがとう…(泣)』



そう言ってくれた直くん。
大好きだって、心から思った。

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作品ジャンル:恋愛
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ruka(プロフ) - marikoさん» いつもコメントありがとうございます!コメントを頂けると私も嬉しいです。更新の差が激しいですが、読者の皆様に楽しんでもらえるよう頑張ります! (2017年1月11日 11時) (レス) id: 1f3398d7e7 (このIDを非表示/違反報告)
mariko - 今回のお話も面白かったです。続きが楽しみです。更新待ってます。 (2017年1月11日 1時) (レス) id: 22e2c227d7 (このIDを非表示/違反報告)
mariko - 面白かったです。一人でキュンキュンしながら見ていました。続きが楽しみです! (2016年12月28日 23時) (レス) id: 22e2c227d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ruka | 作成日時:2016年7月28日 12時

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