J-Story 3 (ページ41)

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陽気な彼と -JS- ページ41

オフの日にカフェでまったりするのが好き。

夜が近づいてくるにつれて､たまに1人でいたくないなって思う時がある。

ここのカフェは､夜にバー＆スナックに変わる。
慎太郎と日頃からお世話になってるママさんのお店。

2階がカフェスペースだから､下に降りると既に満席で､誰か誘って出直そうとママに声を掛けてお店を出た。

そういえばジェシーも休みだったよなぁって思い浮かべた人に電話をしようとしたら､聞き慣れた笑い声がした。

「HAHAHA！じゃーな！気をつけてな！」

「うん！お兄ちゃんバイバイ！」

知り合いの子なのかな？って思いつつ､声をかけた。

『ジェシー！』

「あ！あっれー？Aちゃん！どうしたの？」

『さっきお世話になってるママさんのとこ行ったんだけど満席でさ。ジェシー誘って出直そうと思ってたら､ジェシーがいた(笑)さっきの知り合いの子？』

「いや､知らない子(笑)」

『えっ！？』

「迷子だったから遊んであげてた」

『コミュ力お化け』

「だぁーってかわいそうじゃん？迷子だと不安だろうし」

『優しいね。ジェシーは』

「そんなことないよ」

『ジェシーはなんでここに？』

「人と会う約束してたんだけど､仕事入っちゃったみたいで､なくなったから帰るとこだった」

『じゃあ暇だ？』

「そうだね(笑)そのママさんのとこ行く？」

『うん！でもまだ混んでると思う』

「じゃあ俺んちで時間潰す？」

『いいの？』

「いいよ」

『よしっ！つきちゃんに会いに行こう！』

「つきちゃんかいっ！DAHAHA！」

ほんとジェシーはどこでも変わらず､楽しい。
年下だけど､弟というより友達な感覚。