J-Story 3 (ページ40)

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『北斗』

「ん？」

『大好き』

「知ってる(笑)」

『ずるいー』

「何がよ(笑)」

『もういい』

俺の返答に納得しなかったのか､拗ねて離れようとした
のを腕の中へ引き戻された。

「A」

『………』

「俺にとっても失いたくないのはお前なのよ。またフラっとどっかに行っちゃうんじゃないかって怖くなる」

「けど､いつだって傍にいるから､どんな明日もずっとずっと2人で歩いてこう」

「愛してる」

ドラマにあるようなセリフなんて言う事あんのかなって思ってたけど､あったわ。

そしてお互いの存在を確かめるようにギュッと抱きしめ合う。

「朝から甘々すぎない？」

『もう､ムード！』

「ふはっごめん(笑)」

『今かっこよかったのに』

「俺はいつでもカッコイイでしょうよ」

『いつもじゃないよ(笑)』

「おい！笑」

一緒にいて笑い合える。

それだけでいい。

『ご飯どうする？』

「こないだ食べに行きたいって言ってたとこ行く？」

『いいの！？』

「いいよ(笑)」

『すぐ準備する！』

「待って」

『何？んっ……』

「可愛い」

『はぁ？////』

「好き」

『////わかったから準備して！』

「はいはい(笑)」

この幸せがずっとずっと続きますように。

【END】

ふたり / SixTONES