ハイスペック声優８【男主】

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KENN「やぁぁっと終わったー！」

阿部「おつかれさま笑」




インタビューが始まる前に阿部さんにAのことを話しておいたってのもあって、予定時間より早く終わらせることができた

ありがとー阿部さーん！





阿部「そういえばA君どこで待ってるの？」

KENN「俺の控え室で待ってもらってます！」





Aと話したのが18時頃だから…2時間近くは経っていた。
…結構長い時間待ってもらってる。急がないと。




阿部「じゃあちょっとだけ顔出してってもいいかな？A君に会うの久々なんだよね」

KENN「全然いいっすよ！」

阿部「ありがとう！じゃあ待たせちゃってるし急ごっか！」





＿＿＿＿
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KENN 控え室




KENN「Aー！ごめんお待た、せ、！」

阿部「？」



いきなり声が小さくなったKENNを不思議に思い、後ろから控え室を覗くとソファーで丸くなりながらすやすやと気持ち良さそうに寝ている宮瀬の姿があった




阿部「あらあら寝てる笑」

KENN「寝顔かわい〜！」




スマホのカメラで寝顔を容赦なくパシャパシャと撮る二人。ロック画面にしようかな〜という声が聞こえた気もするが幻聴だろうか(




阿部「ん？A君何か手に持ってる？」

KENN「ほんとだ！…鍵？」

阿部「A君今日車で来たのかな？」




いや、違う。さっき宮瀬と話した時に「今日は電車で来た」と言っていたはず。え、じゃあ、なんで…？




阿部「もしかして」

KENN「？」

阿部「たぶんだけどA君、けんぬ君のために一旦家に帰ったんじゃないかな？電車移動じゃ大変だし。仕事で疲れてるであろうけんぬ君にゆっくり楽しんでもらいたかったんだと思うよ？」




…まじで？俺の為にそこまで考えてくれてたの…？
なにそれめっちゃ可愛くない？キュンキュンしない？？



どうしよ嬉しくてたまらない…
Aが可愛すぎて…そんなことされたらさもう…もう…




KENN「んもぉぉAかーわーいーいー！！」


『…ぇ！？』


阿部「ちょっ、けんぬ君！？笑」


『わっ…けんくん！あべさん！おつかれさまです♪』(あほ毛ヒョコ)


KENN/阿部「「(可愛い)」」





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