【HQ】日向の友達はスパイだった！ (ページ19)

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18話ページ19

Aside

A『本当に話すの？』

烏養『話す必要ないぞ』

連『これで話さないってなったら、気になって集中できないだろ』

田中『なにがですが？』

連『俺は、高校2年になる前に部活を辞めようとしててよ』

全員『えっ？』

日向『なんで、ですか？』

連『俺が1年生の頃の話しで、

昔からひょろっちいってよく言われてさ、

それでも部活をやってて、

3年生が引退して、

レギュラーを決められた時に、

セッターが2年の先輩じゃなく

って俺になったとたんぐらいから、

主将達以外の2年生が俺をいじめ始めてさー』

A(私は聞くだけで辛くなった、連兄がいじめられてたことは知ってたけど話しは聞いたこと無かった)

大地『えっ？』

田中『それたったの嫉妬じゃないですか』

西谷『漢気のねーことを』

連『あー、そうだな』

菅原『でもそれ先生達に言って終わることじゃないんですか？』

連『まぁね、だけどそいつらそれもちゃんと考えてた、『先生に言ったらもっとひどい目に合わせてやる』とか言われてよ』

山口『ひどい』

連『あー、すっげーひどかった、でもそのいじめは部活の時だけだった、それで頭に来たんだよね』

連は一息を吐いてから言った

連『もう部活行かなかったら、いじめは無くなるって思っちゃて、それからは部活サボるようになった』

日向『俺、知らなかった』

連『多分その頃は翔陽まだ小学校だったから』

田中『その後、どうなったんでか？』

怜が答える

怜『その日家に帰ったら、兄貴と初めて喧嘩をした』

全員-怜-連『初めて！』

旭『初めての喧嘩ですか？』

連『うん、俺ら昔から普通の兄弟のように喧嘩はしなかった、俺がサボってそれで喧嘩になって、それからも仲直りしてなかった』

影山『その後どうなったんですか？部活』

連『えっとね、それからずっとサボてて、同じ1年に『戻ってこいよ』って言われてたけど無視してて

それからも続いて2年生になる前に引退届け出そうと思ってて、

紙を貰いに行く前に部活の主将達が来て、

俺にどうしても、『今日の部活に来て欲しい』って言われて嫌だったけど、

しつこくってさ、それで部活に行ったら

俺をいじめてた2年生達は土下座さられてて

それで俺に気づいた瞬間に『いじめててごめんなさい』って言われて

それでいじめてた2年生は引退させられて

主将達と1年に『気づけないく本当にごめん』って言われて、それからは部活に戻って続けた』