関西弁の声優さんPart2

9話 ページ9

小野D「…そっか」


小野Dさんはたちまち笑顔になる







小野D「Aちゃんらしいや」


『なんですかそれ笑』




神谷「おーい」


『はーい？』


返事をすると1本電話がかかってきた







小野D「先行っとくね」

『はい！』


そう言い電話に出る









『もしもし？』









「…Aちゃんだよね…？」









『…え、なん…で』




私は電話を切った









そして、拓也に電話をかけた









・









江口「はい…」



『拓也！！！助けて…お願い』


江口「A！？何！？どうしたの！？」









・









・









・









・









・









『百々野の…お母さんから…電話…きた』


『なんで…知ってるの…』





『やだやだやだやだやだ！！！！』






江口「A！！落ち着いて！！」

電話越しから拓也の叫ぶ声が聞こえる

そして小さくだが、良平さん、代永さん、梅原さん、細谷さんの声が聞こえる




『…ひっ…あっ…助けて…拓也…』

江口「今どこ！？」

『○○ビルの…2階の…とこ…の…自販機の…前…っ…』

江口「行くから待ってて！」


そう言い電話を切られた









私は床に三角座りで座り顔をうずくめる




そして両手で耳を塞ぐ





何も聞きたくない




何も見たくない







何も…考えたくない

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