関西弁の声優さんPart2

14話 ページ14

スポットライトがこちらに向けられる







私は立ち上がった









『…私、ピエロが貴方達を一夜限りのショーにお連れ致します…なーんてね！』


私はピエロの仮面を取り舌をべっと出す



そして曲が流れ始める






私は歌いながら歩きステージに向かう









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『〜〜！』

足が痛む！！


すると女の子と目が合った



女の子は口パクで「むりしないで」と言ってきた







…あの子、新人スタッフの友達…？
あの新人スタッフ今日居なかったし、隣の子そうだよね…




私はお礼もかねて片手でハートを作りウインクした









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何曲か歌い終わって足を休めるために座りながらトークをする


『皆盛り上がってますか！』


『いやー、人多いな！過去最高ちゃう？』

するとAちゃーん！と呼ばれる


『今呼んだん誰やー！そこか！！好きやぞー！！』

そう言うとキャー！！と歓声が上がった


『いやー私に湧いてくれる君達可愛すぎん？あ、男の人も居るんか、じゃかっこよすぎん？？』

そう言うとあははは！と笑いが起こる

『いやなんで笑うん！！まーいいや、次歌うか！』

そう言い私はバンドの人に目線を送る


すると聞き覚えのあるメロディーが流れる


『知ってる人多いんちゃうかな、じゃあGRANRODEOさんのcoverでCan Do！』









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『〜〜！！〜！』

歌い終わると暗転して、スタンドマイクにする



『んっんっ、あー』


次歌うのは鈴木達央さん…ことTa_2さんのグループ、OLDCODEXの歌、カタルリズム









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ぶっぱなしでやったら疲れるな…！！




でももう時間が無い









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そしてcoverとオリジナルを何曲か歌い終わって、とうとう最後









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『えー、この曲で最後になります。最後はオリジナルを勧められたんですがやっぱり私はこれが歌いたいです』





『…Final』



するとザワっとなる









この歌は私がリクエストされたりしても絶対に歌わなかった曲、そして









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私の父と母が作った曲

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