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35 birthday story ページ35

『拓朗さんや、ちょいといいかね』

kwkm「…その喋り方気になるわ」
『いやごめんやん。てかそれは置いといて、誕生日おめでとう』

一年に一度の大切な日

皆もあるでしょう？誕生日が。
そう今日は拓朗の誕生日だ

『さて問題です、あ、皆も参加していいよ』

丁度オフィスにはあきくん、こうちゃん、河村さん、ふくらさん、須貝さん、伊沢さん。いつものメンバーが集まっている


『耳朶に開けるのはイヤーロブと言いますが、耳上部のふちあたり』
kwkm「ヘリックス」

『おぉ、正解』

wtnb「ちょっと問題が川上さんよりじゃないすか！？」
『今日の主役だからね。全問最初に正解して貰わないと意味が無い』
kwkm「プレッシャーがすごい」

『まぁまぁ、第2問…』









『流石川上拓朗。全問先取だねぇおめでとう』

izw「いや作問が偏り過ぎなんだよ！！下手くそか！」
『んだと〜今日くらいは許せ拓司』

私はさてとと言い立ち上がる

そして鞄の中から箱と隠しておいた花を出す

『拓朗、日頃の感謝と祝福を。そして素敵な1年を』

『産まれてきてくれてありがとう。そしておめでとう』


そう言うと目をぱちくりとさせる

kwkm「っ…びっくりした」
『そんなにー？やった』

ymmt「僕達も驚きましたよ…何時から準備してたんですか？」

『んーざっと1時間前？あ、花は全然大丈夫だし安心して』
そう言うと拓朗は花に目を向ける

fkr「A、これなんで青薔薇5本なの？」
『さぁ、なんででしょう？あ、色に関しては直感で選んだ訳じゃないですからね。ちゃんと意味ありますから』

調べよーっとなんて言ってスマホをいじり出す皆

拓朗は調べず先に箱を開けるみたいだ



kwkm「…これ」
『お、気に入ってくれた？』

手に取りきらきらと見つめるのは時計とネックレス

『ネックレスは色々と悩んだんだぞ〜？時計はあんたが欲しいって言ってたやつ。感謝することだね』



kwmr「…キザなことしますねぇ」
調べ終わったのか河村さんに声をかけられる

『そうですかね？でもこんな日でないとこんなことは出来ませんから』
sgi「Aちゃんらしくていいじゃないの。ねぇ？川上」

kwkm「…うん、あ、はい。めっちゃ、嬉しい」


『…カタコトになってるよ、そんな喜んでくれたならこっちも嬉しいや』

私は拓朗に向かって笑う

『さ、パーティーするよ、今日の主役の為に』







Happy Birthday 川上拓朗様

素敵な1年をお過ごし下さい。
これからの人生に幸あらんことを。

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