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『えぇ、これ終わるじゃぁん、はやぁ』

私は独り言を呟き、手元のスピードを早くする


『んで？こうして、あぁはいはい、、こうね、、あ、終わった』


そうして私はヘッドフォンを外す


『ふくらさん今何分ですか？』

fkr「26分だね、早くなったんじゃない？」

『んー、まだ遅いですよ、1回24分でいけたんで』

んーと腕を伸ばす


kwmr「Aさんは何してるんですか」

『9×9×9のルービックキューブですよ、今日はふくらさんに混ぜて貰ってやってました』

ほら、と揃ったルービックキューブを河村さんに見せる


kwmr「うわぁ、バケモノじゃないですか」

『嫌ですねぇ、人をバケモノ扱いをするなんて』

河村さんはふふっと不思議な笑いを残して自分のデスクに向かった






私はそのルービックキューブをまた混ぜようとし、手を動かそうとした時









『…ばっ！？』

kwkm「いや、そんな驚かせるつもりは無かってんけど、はいアイス」

『いやまじびびった、ありがとう』

kwkm「ん、俺も食いたいし休憩するから隣座らせて」


川上がアイスを持ってきてくれた。丁度頭を使って糖分が足りなくなっていたところだ

まじありがたい

『てかこんな味あんの？今』

kwkm「期間限定のやつ、甘そうやから買ってきた」
『それは私にくれる前提ということで宜しくて』
kwkm「…ご想像にお任せします」
『うっわ、こいつ』

部屋の隅にあるソファに2人で座り、そう話す



sgi「アナタ達見てると青春だなって思うわ」

『いや青春だなって思うスピードめっちゃ遅くないですか、こうちゃんとか山本くんとかの年齢であればまだいけますけど』

sgi「女の子はいつでも青春していいのよ」

『え、キュン、須貝さんさすがナイスガイですね、スパダリじゃないですか』

sgi「キュンって自分で言っちゃうタイプの女子かーい！！」

『ナイスツッコミー！！』

kwkm「京都出身が二人いたら騒がしいな」

『そういうお前は大阪出身』

そう言うと川上は黙った


kwmr「川上はぐうの音も出ない！WINNERA！」



『…ふふっwwwwwむりむりwww河村さん途中参戦してこないでwww』

kwmr「えぇ、僕も話に混ざりたかっただけなのに」

集中していたはずの山本くんとこうちゃんまでもが静かに笑っている


そう言うと河村さんは自分のPCに集中した


『ほんとw風のようなw人だww』





後からツボってる私にふくらさんからの雷が落とされるのは言うまでもない

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