15話 ページ15
華菜「お姉さん…?」
『遅くなったね、ごめんね』
私は華菜ちゃんを抱いたまま男の方に顔だけを向ける
・
『…お前何女に手出そうとしてんの?』
〈はぁ?こいつが悪ぃんだよ、俺以外の男見るから!!〉
『俺以外の男見るからァ…?だったらそれで刺していいと思うのかよ!!』
『お前は男、人間の恥だよ。女に手を出すやつは今すぐ消えろ』
〈あ”!?んじゃてめぇから!!!〉
そう言い私へ拳が来る
華菜ちゃんをそっと離して私は右足で男の腹を蹴る
右腕は使い物にならないからね、刺されちゃったから
いやまじで痛い
『正当防衛』
私は男の腕をとり押さえ付ける
『華菜ちゃん、警察と病院に連絡してくれる?ごめんね、忙しいけど』
華菜「お姉さん、右腕!今すぐ、電話、するから!ね!?」
『大丈夫だよー』
あ、今何時
『…20時50分か…』
・
・
華菜「お姉さん!!!」
華菜ちゃんはどっちもに連絡し終えたのか私の方に来る
男は私の下で気絶してる
『大丈夫?怪我してない?あー…すり傷出来ちゃってる、絆創膏あったかな…』
華菜「お姉さん、腕、!」
『ん?あぁこれは絆創膏でも治らないからね笑』
左腕で自分のカバンの中を探る
『あ、あった』
私は狐の絆創膏をはい、と言って渡す
華菜「狐…?」
『これねぇ、私がセンラーだった頃にいとこから貰ったものなの笑使ってないから残ってて良かった』
ウーとサイレンの音が聞こえる
その音を聞いて私はプツンと意識が途切れた
1100人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐の尻尾(プロフ) - いむさん» コメントありがとうございます。かっこいいセンラさんと言って下さり主も嬉しいです^^ (2020年5月23日 23時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
いむ - センラサンかっこよすぎです! (2020年5月23日 12時) (レス) id: 27856c259b (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - luaさん» コメントありがとうございます!lua様のご指摘の通りです、主のミスでした。本当にすみません。遅いかとは思いますが一部変更してきました。 (2019年12月3日 12時) (レス) id: 49311eb41b (このIDを非表示/違反報告)
lua(プロフ) - コメント失礼します。最前も言わないほうがいいと思います。それこそ同担拒否の方は辛いと思います (2019年12月3日 11時) (レス) id: 9aed461f93 (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - ポン酢さん» コメントありがとうございます!そう言って下さると主も嬉しいです!続編も作りましたのでお楽しみ下さい! (2019年12月2日 20時) (レス) id: 49311eb41b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:狐の尻尾 | 作成日時:2019年9月17日 21時