7話 ページ7
私は中学の頃、年齢は小学生だけど頭はずば抜けて良かった
そのせいで他の生徒からいじめられたりしたりした
私は心が弱いから容姿でも強く見せようとしてピアスをあけた。最初は1つだったんだけど、いじめで無理やりあけさせられたんだよね。
それで今こうなってる。
それで、拓也と会ったのはクラスの席替えの時。
たまたま隣になって拓也が話しかけてきたのが最初やった
江口「よろしくね」
『…ん』
まぁ拓也と仲良くなっても私には得ないし、損もない。
まぁただのクラスメイトでいいかなって思ってた
そんなある日、空き教室の前を通った時、先生と拓也の声が聞こえてきた
〈江口、お前声優で食ってけると思ってんのか?〉
江口「わからないです。でもっ!」
〈お前、育ててくれた両親のこと養わないのか?声優で食ってけるかわからないのならその夢は捨てた方がいい。普通に働いて両親を養えるぐらいにならないとな〉
何故かその先生の言葉に私はカチンときた
私もアニメとか声優とか好きだからかはわからなかったけど、その時は無性に先生の顔面を殴りたくなった
でも抑えて、空き教室に入った
『せんせー、その言葉はありえないですー』
〈咲乃、何がだ?〉
『先生が生徒の夢、否定したらダメでしょ。なんなの、何様?』
〈はっ!?俺は江口のためを思って言ってるんだぞ?〉
『それがこいつのためになると思ってんの?うわー、引くわー』
〈んだとっ!?〉
そう言い先生が私の胸ぐらを掴んできそうだったから私は先生の手を掴んでた。
そこだけは何故か鮮明に覚えてる
『先生が生徒に手出したらダメでしょ?あんた、教師失格だよ。辞めたら?』
〈お前にそんなこと言う権利はねぇだろ!?退学になりたいか!?〉
『んじゃあ先生に私を退学にさせる権利も無いっしょ?それと私を退学にさせたらこの学校、評判ガタ落ちだよー、うえーん』
〈っ!〉
『まぁ先生は私には勝てないってことよ。それと生徒の否定ばかりするのは合ってないから違う仕事をオススメするよ』
そう言い手を離した
『あ、そうそう。えっと江口君?』
江口「え、、あ」
『大丈夫だよ、何もしない。これだけ言わせて欲しいんだ。
自分のやりたいことをするのが人生。今諦めたら何もかもが無くなってしまうよ。100人中、99人に否定されても1人は君のことを応援してくれる人が居るからね』
『その素敵な夢、諦めちゃダメだよ』
そう言って私は空き教室を出た
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狐の尻尾(プロフ) - 央花さん» またまたコメントありがとうございます。なるほど…。勉強になります。色んなことを教えて下さりありがとうございます! (2019年6月19日 0時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 共演した事のある声優さんの場合、挨拶はしませんが…。 (2019年6月18日 22時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - アフレコブースに入る前に、監督さん達に挨拶をします。挨拶の仕方は、先程書いた先輩方への挨拶と同じです。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 新人声優のことについても、少し。新人声優は 他の先輩声優さんよりも、早く現場入りします。(先輩方が30分前だとしたら、その5分前)先輩方が来たら、先輩一人一人に挨拶をします。(○○所属、名前です。よろしくお願いします。) と言います。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 狐の尻尾さん» ありがとうございます。頑張ります!! (2019年6月18日 19時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狐の尻尾 | 作成日時:2019年4月7日 15時