関西弁の声優さん

46話 ページ46

羽ノ間「何もされてないわね！？」

『ん、大丈夫やで』


さっき百々野とすれ違った


まぁあいつは何もして来なかったけど、耳元で「後悔しろ」とは言われた









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『…勝つのは私なんだよ』



私はそう呟く




雷李は1度ため息をつく









羽ノ間「…何かあったらすぐに言え。俺は警察だ。あいつとあいつの親は結構な罪を犯してんだ。今はお前の願いで見逃してるが…これが終わったら捕まえるからな」









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『…うん。ありがと』


私は雷李に背を向ける









『…Not alone(1人じゃない)』








そう呟き私はステージへ向かう









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百々野「ありがとうございましたー！！ぜひ私に入れてくださいねっ！次は！咲乃さんでーす！」









百々野「…し、ねよ」ﾎﾞｿ









『…てめーがな』



百々野「！？！？」



百々野は私が反撃しなかったからビックリしているのだろ








私はそれを無視しステージの中央へ行く






ファンの人達がペンライトの色を付けてくれる



…私はマイクを口に持っていく









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『咲乃Aです！！応援してくれてる人もしてない人も声優好きなら大好き！！』



『では！！歌っていきたいと思います！』





『聞いてください！』









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『…Everyone is there(みんながいる)』









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歌い終わると少しの静寂。そして拍手の嵐がきた









『はぁ…っ…ありがとうございました！！！』



ズキズキとまだ骨折の足が痛む



パフォーマンスもしたし、ダンスもしたからだ









そして、百々野が出てくる









司会「さぁ！皆さん！ペンライト準備は出来ていますか！？では！！皆さん！光らせて下さい！！！！」







私は目を瞑る









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司会「勝者は！！！！！！」









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「咲乃A！！！！！」

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