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43話 ページ43

『…ん…』

目を開けると聞き覚えのある声が聞こえる



















『…雷李…と、良平さん…?』


羽ノ間「おはよ」

『おはよ…』

時計を見ると夜の11時



結構寝てたんだな…



『…なんで良平さんが…?』

木村「流石にもう耐え切れなくてね、来ちゃった。あ、てかやっと名前で呼んでくれた」

『あ…』

木村「皆の前でも名前で呼んでいいんだよ?」

『いえ…まだ呼べないです』

木村「そっ…かぁ。ならさこの3人の時だけ名前で呼んで?ね?お願い」

『あ、はい』

木村「ん、いい返事」

良平さんは私の頭を撫でる



…あれ、こんなに優しかったんだ…




『雷李、私のからツクートしてくれた?』

羽ノ間「もうやり終わってる。チケットも発売してある」

『うん…』

私はかけられていたタオルケットをぎゅっと掴み、下を向く


座っていたから足の間に顔が入った




『…私がしたことって正しかったんかな…』

木村「どうした?」


『…もしも私が勝って本当のことバラして、先輩達、ファンの皆は信じてくれるんでしょうか…。信じてくれなかったら…』

私はもっと強くぎゅっと掴む





























木村「A、よく聞いてね」




木村「確かにAは皆を裏切ったことになってる。声優界ではAのことを信じてる人は少ないかもしれない」



木村「でも信じてる人が1人だけでも、居るだけでいいじゃん。俺も雷李君も居る。皆も本当はAのこと信じてるよ。約束したでしょ?俺達はAと笑顔で仕事するのが好きなの」


木村「今のAは笑えてない。Aの笑顔は俺達好きなの」

木村「だから本当のこと言ったときは、皆信じるよ。Aの笑顔が見たいから」



良平さんはそう言って笑う


雷李も同じように笑い、私もクスッと笑う








あぁ、そうか。




私は1人じゃない







味方、信じてくれる人は居るんだ

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狐の尻尾(プロフ) - 央花さん» またまたコメントありがとうございます。なるほど…。勉強になります。色んなことを教えて下さりありがとうございます! (2019年6月19日 0時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 共演した事のある声優さんの場合、挨拶はしませんが…。 (2019年6月18日 22時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - アフレコブースに入る前に、監督さん達に挨拶をします。挨拶の仕方は、先程書いた先輩方への挨拶と同じです。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 新人声優のことについても、少し。新人声優は 他の先輩声優さんよりも、早く現場入りします。(先輩方が30分前だとしたら、その5分前)先輩方が来たら、先輩一人一人に挨拶をします。(○○所属、名前です。よろしくお願いします。) と言います。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 狐の尻尾さん» ありがとうございます。頑張ります!! (2019年6月18日 19時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐の尻尾 | 作成日時:2019年4月7日 15時

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