関西弁の声優さん

37話 ページ37

『ん…あ…』


私は目を覚ます


この光景は2度目だ


私はベッドから起きて座る









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一つ違うとしたら先輩達が居ないことだけ









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『…おっはー、雷李』





羽ノ間「…バカ」



『…バカちゃいます。アホです』

羽ノ間「どっちも同じよ…心配したんだから」


『…あいつは？』
羽ノ間「知らないわよ。でも多分あんたを落としてすぐに逃げたんじゃない？」

『…私の怪我は？』


雷李は黙る









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羽ノ間「…右足が折れてるって。全治3ヶ月」

『…ライブと被るかぁ』

羽ノ間「…ごめんなさいね」

『…なんで雷李が謝んの？』



羽ノ間「だって、私が居るのに守れなかった…！私はあんたのこと守るって言ったのに…！っ…」

雷李は私の手を握りぽたぽたと涙を流す









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『…雷李のせいちゃうよ』


私は雷李の手を握り返した









『雷李は私が百々野にやられてるってわかったら迎えに来てくれてるやん。私はそれだけでも守られてるし救われてる』

『あんたも涙は似合わんよ。笑顔の方が似合っとる』


『やから泣きやめ！』


私はもう片方の手で涙を救う




雷李はその涙を救った方の手を自分の頬に添える








羽ノ間「あり…がと…」









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雷李は泣き止んで私の膝ですやすや寝ている









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『…さぁ、作戦の始まりといこうかな…』







私はスマホを取ってSNSアプリを開ける









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咲乃A@sakino
こんばんわ。咲乃です。
明日のゲームイベにて重大発表をさせて貰います。その場に居る人はその目で、居ない方はこのアカウントにて発表させて貰いますので…！

では！また明日！



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