関西弁の声優さん

32話 ページ32

…こいつなぁああああ！！



『…どーも、改めて彼女さんです』


百々野「へ、へぇ…ﾁｯ」



雷李はくすくすと静かに笑っている



後で殴ろ









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『彼女の目の前で逆ナンって凄いなぁ…逆に尊敬するわw』



『あ、それとぉ。先輩達に色目使うてもええけど迷惑だけはかけんなよ』






『最後にぃ、ご飯は行きませーん』









羽ノ間「ということなんで、またね」

雷李は私の手を取って歩いた









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向かいに止めてある雷李の車に乗る









『お前なぁああ！』



羽ノ間「あははははww面白かったわよww」


『面白かったちゃうわ！！なんでお前が私の彼氏やねん！』

羽ノ間「私も嫌だったわよww」

『拓也とか浅沼さんとかの方が良かったあああ！』

羽ノ間「あはははwwwまぁwこれであいつは少しだけど観念したんじゃない？」

『え？そうか？』

羽ノ間「えぇ、遠くにあんたの先輩達が居たからね」

『！！へぇ…』




羽ノ間「ねぇ聞いてもいいかしら？」


『んー？』


羽ノ間「あいつ、どうやって潰すつもりなの？」



『潰すだなんて怖いわ』



羽ノ間「おい」



『あははwwひぃww』



『潰すんやったら私はファンの前でやりたいからライブでやるw』


羽ノ間「性格悪いわねぇ」


『そう？雷李も潰す時なんか人がめっちゃ居る前でするやろ？』


羽ノ間「そりゃもちろん」


『怖っ』





『まぁもうやり方は決めてあるけどね』



羽ノ間「そうなの？どんな風にするの？」









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『私と百々野で勝負する。歌、声、パフォーマンス、他のことも。それを私の、いや、百々野が主役のライブでする』









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『その時に私は百々野に関わることを全てばらす。まぁそれは全部終わってから。私が勝ったらの話。私が負けたら…』









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『私は声優界から消える』

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