検索窓
今日:24 hit、昨日:1 hit、合計:72,714 hit

30話 ページ30

『くっそ眠い…』

あくびをして家から持ってきたタピオカを飲む





『…てか今日ってあの人達じゃん…』



















『おはようございます』



私がそう言い入ると、何名かの声優さんが私の元に来た









『…なんです?鈴木さん、宮野さん、浅沼さん』


…過保護3人組









宮野「昨日のメッセージ、あれ何?」

『事実を言っただけです』

話しながら私は自分のカバンの中をあさる

確かここら辺に…あった。拓也から貰ったお揃いのピアス





『それに騙されてたのはそっちですよね。私のこと信用し過ぎですよ』



私はピアスを付けながらそう言う









すると、ピアスがころんと床に落ちた





それと同時に右頬に痛みを感じた





























鈴木「お前のこと信頼してた俺らが悪ぃのかよ」



『だからそう言ってるじゃないですか』

私は落ちたピアスを拾おうとした



でもそれは誰かの足によって遮られピアスはばきっと音を立てて割れた







































百々野「さいってー。先輩方の信頼を使って裏切るとか何様なのぉ?美紅だったらそんなことしないのになぁ」



…こいつ、許さない

でも…今は抑えないと






『…そうですか』

私は一言だけつぶやく



百々野「せーんぱいっ!行きましょ?あ、そうそう」


百々野は私の隣に来る





百々野「あんたの役なんてもう無いから。地面に這いつくばっときな」



そう言い百々野は監督の所へ行った







鈴木「最低だな」

達央さんはそう呟き


宮野「…信じた僕らが悪かったんだね」

宮野さんはそう呟き


浅沼「……」

浅沼さんは無言で通り過ぎた



















私はただ1人百々野に割られたピアスの破片を集めることしかできなかった









『…ごめん、拓也』









泣きながらそう呟き集めることしか

31話→←29話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , 声優 , 狐の尻尾
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

狐の尻尾(プロフ) - 央花さん» またまたコメントありがとうございます。なるほど…。勉強になります。色んなことを教えて下さりありがとうございます! (2019年6月19日 0時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 共演した事のある声優さんの場合、挨拶はしませんが…。 (2019年6月18日 22時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - アフレコブースに入る前に、監督さん達に挨拶をします。挨拶の仕方は、先程書いた先輩方への挨拶と同じです。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 新人声優のことについても、少し。新人声優は 他の先輩声優さんよりも、早く現場入りします。(先輩方が30分前だとしたら、その5分前)先輩方が来たら、先輩一人一人に挨拶をします。(○○所属、名前です。よろしくお願いします。) と言います。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 狐の尻尾さん» ありがとうございます。頑張ります!! (2019年6月18日 19時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:狐の尻尾 | 作成日時:2019年4月7日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。