関西弁の声優さん

29話 ページ29

羽ノ間「なぁに？A。私今爪の手入れしてたんだけど〜」

『え、マジで。やっぱ女子力高いなぁ』

羽ノ間「あんたが無いだけよ。それで？どうしたの？」

『あぁ、あのね。助けて』









羽ノ間「…は？」

羽ノ間「誰からいじめられてんだよ？言え」



電話の向こうからダァンという机を叩く音がした



『怖い怖いww』

羽ノ間「笑い事じゃねぇよ！」


『いや、あんな？百々野美紅居るやん』

羽ノ間「あぁあの裏がありそうな子。その子がどうしたの？」

『あいつ私のこといじめてた主犯なんよ。そいつが私の先輩方巻き込んで私のことまたいじめようってしてんの』

『んでさっき私から先輩方との信頼を切ってん。1人だけ切ってないけど』

『それであんたにも助けてほしーなーって思って電話してん』

羽ノ間「あんたねぇ…はぁ…」









・









『んで私のこと助けてくれますか？羽ノ間警視総監さん？』


羽ノ間「まぁ助けるわよ。私の大切な友達だから。でもねぇ。あんたはもうちょっと多くの人に頼りなさい」

『それ先輩にも言われたー』

羽ノ間「あらそう。ならいいわ。明日空いてる？」

『明日は…あーあ朝からありますわ。午後からなら空いてるけど』

羽ノ間「場所は？」

『○○ってとこ』

羽ノ間「わかった。明日迎えに行くわ。待ってなさいよ？」

『おー…雷李』

羽ノ間「ん？」

『…ありがとう』

羽ノ間「どういたしまして、んじゃおやすみなさい」

『ん、おやすみ』





ツーツーツーツー









・









『…いい友達持ったなぁ…』



私はそう言って布団に潜った

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