13話 ページ13
バタン
『…ふぅ…』
流石に疲れた
あんな奴相手にしたくもなければ眼中にも入れたくない
『…？達央さん、KENNさん、どうしました？』
鈴木「…お前すげぇな」
『え？』
KENN「すっごいかっこよかった…！」
『え、あ、ありがとうございます？』
監督「…大丈夫？咲乃さん」
『え？』
監督「今にも泣きそうだよ。それにあの子…」
え、泣きそう？私が？
『いや、だな、ぁ、泣きそ、う、だな、んて…』
監督「え、あ、咲乃さん！？大丈夫！？」
鈴木「A！？」
KENN「Aちゃん！」
『え、あ、あれ、？』
またあの頃に戻るのかなって思ったら怖くて涙が出てきたのかな
自分でも分からへんわ
『少、し、外の、空気、吸っ、て、来ます』
そう言い逃げるように私は外に出た
・
・
・
『…うぅ…』
私は椅子に腰掛ける
『戻る…んやろか』
涙は引っ込んだ
ただあの頃に戻るのが怖い
私はポケットに手を入れタバコを出す
口に加えて火をつけようとした時
・
・
「はい、没収ー」
誰かに取られた
『…返して下さい、岡本さん』
岡本「やだー、返したら吸うでしょ？」
『まぁ勿論』
岡本「だからダメ」
『…なんでですか』
岡本「良平さんにも江口君にも言われてるの、Aがタバコ吸いそうだったら止めてって」
あ、良平さんと拓也知ってたんだ
てか私拓也の家にタバコ忘れたんだった。やらかしてたなぁ
『…そ、ですか』
私はライターとタバコの箱をポケットにしまう
岡本「ん、いい子いい子」
岡本さんは私の隣に腰掛ける
岡本「嫌なこと、あった？」
『…嫌なことでは無いです。ただ昔を思い出してました』
岡本「…そっか、僕にはAちゃんの昔はわからないけど。今はわかるよ」
岡本「今の君は色んな人から愛されてる。昔、愛されてなくても今が愛されてたら僕はいいかな」
岡本「って勝手に言っちゃってごめんね？」
『…いえ、大丈夫です』
岡本「…遅いなぁ」
『誰か待ってるんですか？』
岡本「ん？そ、待ってるの」
そろそろだと思うけどなぁなんて言いながら時計を見る岡本さん
すると
・
『…ぐはっ！』
江口「A！！良かった…」
拓也に抱きつかれた
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狐の尻尾(プロフ) - 央花さん» またまたコメントありがとうございます。なるほど…。勉強になります。色んなことを教えて下さりありがとうございます！ (2019年6月19日 0時) (
レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 共演した事のある声優さんの場合、挨拶はしませんが…。 (2019年6月18日 22時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - アフレコブースに入る前に、監督さん達に挨拶をします。挨拶の仕方は、先程書いた先輩方への挨拶と同じです。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 新人声優のことについても、少し。新人声優は 他の先輩声優さんよりも、早く現場入りします。(先輩方が30分前だとしたら、その5分前)先輩方が来たら、先輩一人一人に挨拶をします。(○○所属、名前です。よろしくお願いします。) と言います。 (2019年6月18日 21時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 狐の尻尾さん» ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年6月18日 19時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐の尻尾 | 作成日時：2019年4月7日 15時
