第三百八十三話 ページ7
事の発端は、数分前にまで遡る。
デ「それじゃあ俺は自分のファミリーの所に戻るぜ。
部下達にずっと仕事を押し付けておくのも悪いしな」
正「わかりました、ディーノさん。色々とありがとうございました」
そう言ってディーノは周りの人達に挨拶をして出口に向かおうとした。
……ここまではよかった。
しかし次の瞬間、床にある小さな段差に躓いてしまった彼は――。
デ「痛っ！」
こけてしまった勢いそのままに、掌を思いっきり装置のコントローラーにぶつけてしまったのだ。
正「わぁぁあああっ！何してるんですかあ！？」
大事なボタン等は壊れて割れてしまい、火花が散っている。
デ「わ、悪ぃ！ってうおっ！？」
慌てて起き上がって入江に謝ったが、ディーノはまた躓いてこけてしまい今度は装置とコントローラーを繋いでいる重要な線がちぎれてしまった。
もちろんこちらからも火花が散っている。
正「あぁあもおーっ！誰かロマーリオさん呼んできてぇ！！」
しかし運が悪いことに、ロマーリオは草壁さんと飲みに行ってしまっている。
しかもついさっき出かけたばっかりなので、あと一時間は帰ってこない。
ス「！正一、ボンゴレ達が危ない」
正「ええ！？」
ス「未来じゃない……今度は過去にタイムスリップしようとしてる」
正「ちょ、それどうにかならないのかい！？」
ス「……キャバッローネが操作ボタンを破壊した」
正「ディーノさんんんんんん！！」
そしてディーノの装置破壊行動(本人は全く悪気はない)はさらに加速していき、雲雀に頭を殴られて気絶するまで続いた……。
ＮＯside end
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霧の守護者 - ものっすごく面白かったです！便新待ってるのでヨロシク御願いします！ (2017年10月22日 0時) (
レス) id: 85a4490bed (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張って下さいね。待ってます！ (2017年3月10日 22時) (レス) id: 058c745464 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - マカロンさん» コメントありがとうございます！よければこれからも、見続けてくれたら幸いです。 (2017年1月30日 19時) (レス) id: 9cc67b209f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 更新お疲れ様です！ (2017年1月30日 17時) (レス) id: f2c2ccd8c9 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 冬乃さん» 冬乃さん、合ってます。私が間違ってました。いや〜……今までずっとキャッバローネだと思ってました。キャバッローネなんですね。ご指摘ありがとうございました！直しときます！！ (2016年12月27日 16時) (レス) id: 9cc67b209f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2016年11月14日 14時
