検索窓
今日:32 hit、昨日:15 hit、合計:28,174 hit

ページ16










ブブー




ピピーピピー





飛び込んできた一台のトラック




「はーい。そこまで。喧嘩はやめましょうね。喧嘩はやめましょー」



「ピンチの時の援軍登場」



虫の悲鳴のような声を出し助かったという表情のジャム男と、鬼の形相の楓士雄



「要らねえよ援軍とかよ

俺たちは堂々と看板背負って喧嘩してんだ

途中から割り込んでくるんじゃねえよ」




静けさが訪れるが



「そお。その通り

でもなぁ。この喧嘩、いくらかっこつけても大義がねんだわ」




「あぁ?どうゆうこどだ!?」



「佐智雄さん。沢村さんが目を覚ましました」



「それで、俺たち襲ったの、鬼邪校のやつらじゃねえって」



「おいおいおいおいおいおい。やめろ清志」




村山の一言でたちまち騒ぎが起きる



「いい?君たち土亜留市と、鬼邪校にレッドラムばらまいた奴はキドラって、ここにはいないの」



「お前らキドラに踊らされてるだけだ」



「キドラ?なんだそれ?」



「適当なこと言ってんじゃねえぞごら"」



「こいつらが言ってること、間違いじゃねえ!」



「ほらほらほら話し聞いて」



「沢村さんが目を覚ましたんだ!」



安処するものと、イラついている者



「キドラが仕掛けたんなら、あの子は無事なのか!?」



間髪入れず楓士雄が問う



「あの子ね…Aちゃんは山王の病院


本当酷いよね。可愛い可愛い俺たちの妹をさ、


双子の妹と勘違いで襲われて、全身殴られて、骨折に意識不明重体寸前ギリギリセーフ


でもまぁ顔に傷できなかったのがせめてもってところかな



本当コブラちゃんがいなかったら危なかったよ







ね?お兄ちゃん」







「は、?」





理解したくない。そんなわけない


と思いたいのだろう。震える声の佐智雄



「お兄ちゃん…?」




「Aは、、、俺の妹だ」



恐る恐る聞くジャム男と苦虫を噛み潰した表情で言葉を紡いだ佐智雄







「ふっざけんな!!!!!!!!!」






瞬間に楓士雄の拳が佐智雄にヒットする




「妹!?じゃああのとき話してたのAの事なのかよ!?


おい!何とか言えよ!!!!!



なんでこんな、、!」



「……お前の言う通りだ逆に傷付けた」



「……なんだよそれ」



胸ぐらを掴んでいた楓士雄の力が抜けたのを見ると


楓士雄の肩をもち佐智雄の距離をあける轟




静寂が、混乱が、戸惑いが、全てを包んだ

✳ 後半楓士雄side→←✳



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:HiGH&LOW , 上田佐智雄 , てと
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りこ(プロフ) - めっちゃこういったお話が大好きです!!!!!続き気になってます! (2021年8月21日 3時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
てと(プロフ) - 愛須ちょこさん» ご指摘ありがとうございます!駄作ですが頑張って完結へ向けたいと思います!! (2021年4月23日 15時) (レス) id: af36bcfc49 (このIDを非表示/違反報告)
愛須ちょこ(プロフ) - 続きが気になる作品なのですが全ページに名前変更が適用されていないのと一か所誤字がありまし! (2021年4月23日 4時) (レス) id: 4858e2de82 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:てと | 作成日時:2020年7月30日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。