: 残酷な言葉 ページ4
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君がたった1回お店に来なかった、たったそれだけのことなのに、僕の世界から色が消えたようにやる気がなくなって改めて君がいないとなにもできないなと苦笑いしてしまう。
あれからカレンダーには＋28されている。
要するに、Aさんの前回の来店から1ヶ月が経った。
いくら忙しいからって1ヵ月も来ないなんて…
――おかしい。
そう心の中で思った瞬間、鳴る音一つ。
―――カランコロン
ついさっきまでAさんのことを考えていたからか、いつもよりも期待しながらドアの方に目をやった。
すると、そこには久しぶりに見た君の顔。
でも、なんだかとても疲れていて。
やっぱり仕事、忙しかったんだ…
と、自分の意見に納得していると
後ろからポンポンと肩を叩かれた。
「真冬さん、お久しぶりです」
そういって笑う君の笑顔は、やっぱり何処か無理しているようで。
君が普段見せないような弱い部分が垣間見えたこととこんなに疲れているのに来てくれたという喜びで
君がどうしようもなく愛しくなって、
"もういっそこのタイミングで言おうかな''なんて一瞬でも考えてしまった僕は、君には釣り合わないおこちゃまかな。
そんなことを考えている間にも、
君はずっとなにかを話したそうにしていて。
「しばらくお忙しかったんですね、お疲れ様です！どうしましたか？お話ならいくらでも…」
できるだけ優しい言葉をかけたはずなのに
君の顔色はさらに暗くなって、
「もう…真冬さんに会えない」
そんな残酷な言葉を吐いた。
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そらくま(プロフ) - サキさん» うわぁあ遅れてしまってごめんなさい( ; _ ; ) 本当に有難いお言葉、ありがとうございます・・・ 高評価ありがとうございます…！更新も精一杯頑張っていきますので完結までどうぞお付き合いください！本当にありがとうございます！！ (2016年8月10日 22時) (
レス) id: c695dce4a3 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - めっちゃおもしろいです！こんなに面白い作品が低評価なんて信じられません！！☆１０を押させていただきました。これからも頑張ってください！ (2016年8月8日 23時) (レス) id: bf09240795 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらくま | 作成日時：2016年8月8日 1時
