△▼49▲▽FORTY-NINE□2

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暖Side




「何でこっちから通るんだよ。」









眉間にシワをよせてそういう智。





仕方ないだろ。





正門から行くと





水無月マナに待ち伏せされて





面倒なことになるんだから。






それより、俺は違うところに







用があるんだ。








智を武器に






裕子の大学へ向かう。







もちろん。あのアトリエ。









「失礼しまーす。」







ガチャ、という音と共に入る。







「もー。遅いわよ！」






「ちょっと、話したいことがあるんですけど」







「話？いいから。ほーら。早く脱いで!」






とカバンを下ろされる。







ここは、コイツを使うべき。




「ほーら。早く脱いで？」






智のカバンを無理矢理取って言う。





そして智を閉じ込め








外鍵をかけて、




アトリエから離れる。





＜






智の叫ぶ声。







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・









・









・









はい。どんまい。

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