このカードは ページ8
「え、知世ちゃん？忘れ物？？」
どうやら玄関の前に立っていたのは知世ちゃんのようだった。
『知世ちゃん！どうしたの？？』
さくらちゃんの声を聞いて私も玄関に。
「いいえ、忘れ物ではなく、明日はバレンタインですのでこちらのお洋服をと思いまして！」
「え！わざわざ持ってきてくれたの？」
「ええ！もちろんですわ！お二人に来てもらいたくて！ところで、どこかへお出かけですの？」
2人は昼間の事故が気になっていたので
外に出られる格好をしていた。
「うん…今日のことが気になっちゃって」
「それなら！こちらをお召しになってお出かけになってくださいませ！明日はバレンタインということでハートをモチーフに仕上げたんですのよ」
「ほえー！あ、ありがと…」
ちょっと照れ臭そうにしながらお礼を言っているさくらちゃん。
『じゃぁ遅くなっちゃうし、着替えて出かけようか？』
「うん！」
「そうですわね！」
⋈♡*｡ﾟ⋈♡*｡ﾟ⋈♡*｡ﾟ⋈♡*｡ﾟ
そして着替えてからやってきたのは昼間の商店街。
「なんか、へんなかんじがする…」
「さくらの魔力もだいぶ強うなっとる。クロウカードの気配くらいは察知できるはずや！」
それを聞いてすっと目を閉じるさくらちゃん。
「あそこ！」
ぱっと目を開き指を刺したのは電柱のところだった。
「Aもそろそろ別の魔力がわかるようになってきたんじゃないか？」
『うーん、やってみるね』
さくらちゃんが指を刺したところからぐわっと何かが襲ってきた。
「『
『(rubi:翼:アーラ)！！』
さくらちゃんは知世ちゃんを杖の後ろに乗せて飛び上がりAは
「隠れててね！」
「凛々しいですわ♡」
ビデオを撮りながらそう呟く知世ちゃん。
知世ちゃんを安全なところに移動させるとそっとおろしてまた飛び立って行ったさくらちゃん。
その間にAは襲ってきた黒いものをよけつづけていた。
「ケロちゃん！これ何？！」
「これは…『
「きゃあ！」
『さくらちゃん！！！』
影に杖の羽が掴まれてしまう。
「そいつは影を操ることができるんや！」
その声を聞くと
「
その様子を見てケロちゃんと知世ちゃんはほっとする。
「まだ手こずっているのか」
「お前は！」
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くろにゃんこ(プロフ) - あいらさん» 遅くなってしまってごめんなさい！ゆっくりですがこれからも更新していきますのでよろしくお願いします！ (2019年10月13日 12時) (
レス) id: ea198e65bc (このIDを非表示/違反報告)
あいら - 更新、再開してありがとうございます！また楽しみが増えました、嬉しくて待ってます！応援します、頑張って下さい(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2019年8月3日 7時) (レス) id: 80c7172163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろにゃんこ | 作成日時：2019年7月29日 18時
