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たいせつなもの ページ4

「こんばんは、桃矢いるかな?」

荷物を持った雪兎さんだった。
さくらちゃんたちと気を失ってしまった利佳ちゃんの様子を見て不思議そうにしていた。

「どうしたの?…あ、大丈夫?」

雪兎さんは利佳ちゃんの様子を覗き込んだときに
小狼くんの人差し指に気がついたようだった。

小狼くんの手をとって心配そうに声をかけていた。

「……っ!」

しかし、小狼くんは顔を真っ赤にして何も言わずに走っていってしまった。

『どうしたのかな?』
「ほんとうになんなの??」

そのあと雪兎さんにも手伝ってもらって
利佳ちゃんをおうちに寝かしてあげたのでした。



⋈♡*。゚⋈♡*。゚⋈♡*。゚⋈♡*。゚


次の日

さくらちゃんとわたしは利佳ちゃんを探して
学校内を巡っていた。

『どこにいるんだろうね?』
「まだ来てないってことはないと思うんだけど…」

そして着いたのは図書室。

「あ!よかった、利佳ちゃんみつけた!」
「さくらちゃん、昨日はごめんね?でもどうして私さくらちゃん家にいったのかしら?」

「…!(うー、どう説明したらいいんだろう)」
『近くまで来たからちょっとよってみたのって昨日利佳ちゃんが教えてくれたよ?』
「(Aちゃん…!)」
「あら、そうだったかしら」
「あの、それでね、これ」

そういってさくらちゃんは利佳ちゃんに可愛くラッピングしたプレゼントを差し出した。

「あけていいの?」

そういってそっと包みを開けると
そこにはハートのかわいいブローチがはいっていた。

それはさくらちゃんがとても大切にしていたブローチだった。

「あの…利佳ちゃんにもらってほしいの」
「でもわたしのお誕生日まだだし…」

昨日ソードのカードに戻してしまったので利佳ちゃんが買ったブローチがなくなってしまったのだ。
それを説明できないさくらちゃんがあわあわしていると何かに気づいたのか利佳ちゃんが声をかけてくれた。

「ありがとう!大切にするね」

その言葉に感動しているところで
図書室のドアが開いた。

「あ、利佳ちゃんまた後でね!」
『また教室で!』

そこに来たのは担任の先生。
入れ替わりで図書館に入ってきた。

先生は利佳ちゃんに話があるようだったので
私は静かにドアを閉めてさくらちゃんと教室にもどった。

プレゼント→←たすけてくれた?



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作品ジャンル:アニメ
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くろにゃんこ(プロフ) - あいらさん» 遅くなってしまってごめんなさい!ゆっくりですがこれからも更新していきますのでよろしくお願いします! (2019年10月13日 12時) (レス) id: ea198e65bc (このIDを非表示/違反報告)
あいら - 更新、再開してありがとうございます!また楽しみが増えました、嬉しくて待ってます!応援します、頑張って下さい(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2019年8月3日 7時) (レス) id: 80c7172163 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くろにゃんこ | 作成日時:2019年7月29日 18時

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