たすけてくれた？ ページ3
ガッ
利佳ちゃんが振り下ろした剣を防いだのは…
『！！』
「この子が李 小狼くんだよ！」
剣をはじき返し、小狼くんはさくらちゃんに振り返る。
「……弱い」
そういうと、小狼くんは利佳ちゃんに向き合い
攻撃の体制に入る。
「だめー！！！」
そう言いながらさくらちゃんは、
小狼くんの剣を構えている腕に抱きついて止める。
「なにする…！！」
「さくら！」
ケロちゃんの叫び声と同時にジャンプのカードを発動して
小狼くんと一緒に木の上へと利佳ちゃんの攻撃を避ける。
「もうちょっとでこっちがやられるところだったんだぞ？！」
「利佳ちゃんに怪我させちゃダメ！！」
2人が言い合っている間Aは利佳ちゃんの剣を受け続ける。
「あのお嬢ちゃんが一瞬でもええから剣から手を離してくれればええんやけど…」
その言葉を聞くとさくらちゃんはなにかきづいたようだった。
「その子と一緒にいて！」
「どないしたんや！」
そういい、Aのところまでかけよる。
「Aちゃん大丈夫？」
『うん！さくらちゃんは？』
「大丈夫！思いついたことがあるからAちゃんちょっとはなれてて？」
『わかった！』
Aか離れたのを確認し、カードを発動させる。
「かの者が1番強く想う者の姿を映し出せ"
カードを発動させると利佳ちゃんはそれに目を奪われる。
「…せん…せ…？」
「え？」
「いまやさくら！！」
その声にはっとして利佳ちゃんの手を叩いて剣を落とす。
すると意識を剣に持っていかれていた利佳ちゃんは気を失ってしまった。
『おっと…！』
それをうまく抱きかかえたのはAだった。
「なんじのあるべき姿にもどれ！クロウカード！！！」
無事にカードに戻すと、さくらちゃんはかけよってきた。
「利佳ちゃん！！」
『大丈夫！気を失ってるだけだよ！』
そこに小狼くんもおりてきた。
「そのていどのちからでクロウカード集めは無理だ」
そう、さくらちゃんにいいはなった。
そんなさくらちゃんの前にケロちゃんが入る。
「？なんだ？こいつは？？」
「ケロちゃんよ」
「じゃ、これが…封印の獣ケルベロス？！黄金の瞳の…最強の守護獣が…この…ぬいぐるみ…」
そう指を指す。
その言葉に腹を立てたのかさされた指に噛み付くケロちゃん。
『あらら…』
「おとなげないなぁ…」
「ケロちゃん！」
『あ、誰か来る』
「ケロちゃん、ガロちゃん！お部屋に！」
そこに来たのは…
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くろにゃんこ(プロフ) - あいらさん» 遅くなってしまってごめんなさい！ゆっくりですがこれからも更新していきますのでよろしくお願いします！ (2019年10月13日 12時) (
レス) id: ea198e65bc (このIDを非表示/違反報告)
あいら - 更新、再開してありがとうございます！また楽しみが増えました、嬉しくて待ってます！応援します、頑張って下さい(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2019年8月3日 7時) (レス) id: 80c7172163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろにゃんこ | 作成日時：2019年7月29日 18時
