守護者 ページ8
『えっと…』
「この本とカードにはとてつもない魔力が込められている。それを他の者に持っていかれたり、悪用されたりしたら世界が壊れてしまう。」
「それ故に俺らがこの本の守護にとお前の前世に頼まれて今まで守っていた。」
「しかし力が覚醒した今の主人なら、ぼくらの守護は要らなくなる。」
「まぁ、こんな説明聞いてもピンと来ないだろう、要は力を解放したAなら、この本の力を使えるからこの本が開いて俺らの守護の封印も解けて、外に出て来られたってわけだ」
怒涛の説明が、
一人��アマギ"と"1匹"ガロウ"がしてくれたものだった。
『えっと、ふたり？は仲間？でいいんだよね？』
「主人がそう求めるならぼくはそうしよう」
そういって片膝をつくアマギ
「俺は元からAを守るように言われているし、一目見ていい奴だって解った。だからお前についていく」
そう言い優しく笑いかけているだろう狼のガロウ。
『これからよろしくね？
えっと堅苦しいのわたしいやだから、
友達みたいに仲良くしてほしいな？
あ、あと喋り方も軽くしてほしいな…
敬語とか距離があっていやだなぁ、なんて』
そう言いながら二人に苦笑いを浮かべる
「俺は元から敬語とか難しいのは苦手でな、そういってくれると嬉しいぜ！」
「主人…Aがそういうのなら、努力する…しよう」
『ふふっ、よろしくね！
ガロちゃんとマギちゃん！』
「随分と可愛いあだ名をつけてくれたな」
「呼ばれ慣れるまでに時間が必要かもしれない」
『えっ変だったかな…？』
そんな会話をしていると廊下からぱたぱたと部屋に戻ってくる足音が聞こえたので、お風呂の支度を始めた。
どうやらガロウは小さくもなれるらしく
手乗りサイズの狼のぬいぐるみのようになっていた。しっかり背中には羽がついている。
アマギは本の中に居られるらしく
本の中に戻っていった。
「Aちゃんおまたせ！お風呂どうぞ！」
『ありがとさくらちゃん』
「あれ？Aちゃん、こんなぬいぐるみ持ってたっけ？？」
『今日買ってきたんだよ！ガロちゃんっていうの！』
そういってガロウを見せる
「！ほぇぇぇ、かわいいね！」
「(この娘、俺の気配に気づいてる…さすがクロウが認めたやつだ…)」
本人は気づいて居ないようだが
なんとなく、気配に気づいているようだ
『じゃぁ、わたしお風呂いってくるね！』
「うん、いってらっしゃい！」
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氷壊寺礼(プロフ) - 失礼します。鋼の錬金術師のシンボル的なやつは正式名称「フラメルの十字架」です。 (2020年5月8日 22時) (
レス) id: ecbea78122 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - すみません。もう一つありました!!ページ44の勝負の結果は の後半のお父さんのセリフで「ごめんね、16歳から27歳まで僕が時間をもらってしまって」の「僕が」が、「棒が」になってました。お節介だったらすみません!! (2019年8月10日 15時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - とっても面白かったです!!あと、誤字報告？です!!ページ42のお花は何処から？ の後半の「そのころお父さんたちは花の中を泳ぐようにして進んできた。」の「花の中を」が、「鼻の中を」になってました!!し、仕様ではないですよね…？ (2019年8月10日 14時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
よっぴ(プロフ) - カードキャプターさくらのお話少なかったので読めて嬉しかったです^^無理せずで良いので今後も更新していただけたら泣いて喜びます笑 (2019年7月23日 8時) (レス) id: 0069e98424 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - りいくん友達なれるといいね、彼女ちゃんの前世強いなんだ、次回楽しみにしてます (2019年6月6日 5時) (レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろにゃんこ | 作成日時：2018年4月9日 17時
