1-7 星と出会うこと ページ7
部屋から出て来たのは、この屋敷のご主人と秘書だと思われる女性。
そして、客人らしい男性が二人、女性が一人だった。
どの人もスーツなど、ある程度かっちりした服装で、昴と三日月は二人だけ多少ラフな格好だった為、浮いてしまっていた。まあ、どうでもいいことではあるのだが。
今どういう状況かというと、ご主人と秘書の女性を前に、訪問者が椅子に座り黙っている、と、結局全員が沈黙したままなのだった。
やっと、最初に口を開いたのは一人の男性だった。
「これは・・・一体どういうことですか」
男性はご主人に向かって問う。
彼が言っているのは、目の前のテーブルの上に並べられた五つの手紙のことだ。
その五つは、全く同じ見た目のものだった。
さすがに、偶然五つもの封筒のデザインが全く同じ、というのはあり得ないだろう。
その上、中に入っているものまで同じらしいのだ。
手紙には、地図の場所、つまりこの屋敷に行くように指示するような内容のことが書かれていた。
それと、その屋敷にはあるものが隠されており、それを見つけた者が手に入れられる、という、探偵物の小説か何かではよくありそうな話だった。
・・・の、だが、
「・・・先程も申し上げましたが、私共にもわかりません」
「え・・・」
ご主人にも、それが何のことなのかわからない、差出人の心当たりも無い、という訳だ。
この場のほぼ全員が困惑の表情を浮かべ、ご主人とその秘書に、それぞれで質問を投げ掛けている。
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文羽238 - 米子さん» すいませんw (2018年6月26日 0時) (レス) id: 4f24abb809 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - 文羽238さん» こんにゃく畑選びましょうよ。 (2018年6月26日 0時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
文羽238 - 米子さん» アンケート、「あなたは何と見る?」ってやつですかね? 普通ーに自分の家って答えちゃいましたw (2018年6月26日 0時) (レス) id: 4f24abb809 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - そういうことですか。 (2018年6月26日 0時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
文羽238 - 米子さん» おお、同時でしたかw(まあ、私のはちょっと書き換えただけなんですけどね・・・。) (2018年6月26日 0時) (レス) id: 4f24abb809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文羽238 | 作成日時:2018年6月22日 23時