壊れゆく常識 ページ10
―――翌日、安倍家の屋敷にて
朝餉も終わり、やや日が昇ってきた時刻・・・。
A「はぁ・・・」
昌浩ともっくんと廊下を歩いていたAから、溜息がこぼれた。
昌浩「どうしたの、A？」
A「あぁ・・・ううん、何でもない。昨日のあいつ、なんだったのかなーって思って・・・さ」
昌浩「俺も、わかんないや。後でじい様に訊いてみようよ」
A「うん、そうだね」
そう言って二人は部屋に戻った。
―――彰子の夢の中にて
彰子「ここは・・・どこなのかしら？」
真っ暗で、何も見えない。
それに、自分はいつ眠りについてしまったのだろう？と思考をしていると・・・
ひとりの少年が立っていた。
哀しそうな面持ちでこちらを見ている。
彰子「あなた・・・あの時の子・・・？」
？？「・・・っ」
彰子「なぁに？聞こえないわ！・・・・・・きゃっ！？」
彰子の目の前を何かが通り過ぎた。
それもとても速い速度だった。
？？「に、げ・・・て・・・っ、ゲホッ、ゲホッ・・・！」
彰子「ねぇっ！あなた、血が・・・！ここに、昌浩が、Aがいたら・・・」
倒れこむ少年を抱えこみ、彰子はそう呟いた。
あの二人がいたのなら、きっとこの子も助けられるのに。
だが、彰子は陰陽師ではない。
陰陽術はおろか、護身の方法すら知らないのだから。
？？「おねが・・・い、だか、ら・・・・・・に、げ・・・」
かくん、と少年は完全に意識を失ってしまう。
彰子「だ、大丈夫っ！？・・・なぜ、『逃げて』って、言ってたのかしら・・・？」
彰子は倒れた少年を支えながら首を傾げた。
この夢が、すべての始まりだった―――。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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西 - この方角に福があるはずです
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蒼華(プロフ) - 霧屋沢拓馬さん» どうぞどうぞ！嬉しい限りです〜 (2012年6月16日 12時) (
レス) id: 9a673bea61 (このIDを非表示/違反報告)
霧屋沢拓馬(プロフ) - 蒼華さん» ありがとう!ところで・・・フレリス登録していいかな? (2012年6月16日 9時) (レス) id: c2e6e0686d (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - 霧屋沢拓馬さん» どうもありがとうございます！まさか同じ作品を好きな方がいたとは・・・私でよければお友達になりましょう＾＾ (2012年6月13日 21時) (レス) id: 9a673bea61 (このIDを非表示/違反報告)
霧屋沢拓馬(プロフ) - はじめまして!!僕も少年陰陽師とイナズマイレブンＧＯが大好きです!大好きなアニメがコラボしていてとってもうれしいです!あの・・・、よかったら友達になってください!＞＜ (2012年6月3日 10時) (レス) id: c2e6e0686d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞雪(変更前：蒼華) | 作者ホームページ：https://twitter.com/#!/athshin_edge
作成日時：2012年5月25日 23時
