闇は全てに終わりを告げる ページ19
―――私、貴方に出会ってから、色々と変わってきたと思うの。
―――勿論、ちょっとずつなんだけどね。
―――・・・私は貴方の心の闇を、浄化した筈だったのに。
―――あぁ、神様。
―――もしも、もしいるんだったら、あの子を・・・・・・
―――私の大切な人を、助けてよ・・・！
―――私の全てを賭してでも、きっと助けてみせる。
―――貴方はもう、ひとりじゃないんだよ・・・・・・
・・・あれが夢だったのかと思うと、私は今にも泣き崩れそうだった。
私が確かに浄化した筈の闇が、今は都全体にまで及んでいる。
昌浩「A・・・これって、やっぱり・・・？」
私の隣に立っている昌浩が、私に訊いて来る。
A「あの子の心の闇が広がって、沢山の色んな妖を呼び寄せてるんだ・・・私、どうしたらいいか・・・わかんないよ・・・・・・昌浩っ・・・！」
もう限界だった。
私は昌浩の胸に抱きついて、泣きじゃくった。
昌浩「・・・あのさ、俺、約束守れなかったね」
もっくん「・・・昌浩」
昌浩「・・・だって、たったひとりの妹のこと、気にかけてもやれなかった・・・・・・」
ぎゅっとAを抱き締めながら昌浩は言った。
紅蓮「・・・昌浩、今後悔したって意味がないだろう？・・・ほら、助けに行くぞ」
いつの間にかもっくんが物の怪の姿から本性の姿になっていた。
昌浩「紅蓮・・・うん、俺、行くよ」
A「私も、行きますっ・・・！」
ぐしぐしと目元を擦ると、昌浩から離れたAは決意に満ちた顔で言った。
紅蓮「昌浩といいAといい・・・良い子だ」
紅蓮は両手で双子の頭を撫でた。
この子達は、俺が護る―――。
A「・・・『我が元へ来たれ、永遠の光。呪われしものの呪縛を解放せよ』っ！！！」
Aが持っていた札に、光が宿る。
そしてそれを妖が集まっている場所へ投げた。
昌浩「『臨める兵闘う者、皆陣破れて前に在り』っ！！！」
昌浩も術を唱えて援護する。
紅蓮「はぁっ！！！」
紅蓮はその二人の後ろから、焔で残った妖を燃やしている。
A「一度呪縛にかかったものは、浄化と共に滅する運命・・・か」
昌浩「ほらA、行こう？」
もう少しであの子の元に辿り着く。
そんなところで昌浩はAに手を差し伸べた。
A「うん、行こう！」
双子は手を取り合って走り出した。
全てを闇が呑み込んでも、私の光で照らすから。貴方の心の闇も、全部―――。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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蒼華(プロフ) - 霧屋沢拓馬さん» どうぞどうぞ！嬉しい限りです〜 (2012年6月16日 12時) (
レス) id: 9a673bea61 (このIDを非表示/違反報告)
霧屋沢拓馬(プロフ) - 蒼華さん» ありがとう!ところで・・・フレリス登録していいかな? (2012年6月16日 9時) (レス) id: c2e6e0686d (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - 霧屋沢拓馬さん» どうもありがとうございます！まさか同じ作品を好きな方がいたとは・・・私でよければお友達になりましょう＾＾ (2012年6月13日 21時) (レス) id: 9a673bea61 (このIDを非表示/違反報告)
霧屋沢拓馬(プロフ) - はじめまして!!僕も少年陰陽師とイナズマイレブンＧＯが大好きです!大好きなアニメがコラボしていてとってもうれしいです!あの・・・、よかったら友達になってください!＞＜ (2012年6月3日 10時) (レス) id: c2e6e0686d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞雪(変更前：蒼華) | 作者ホームページ：https://twitter.com/#!/athshin_edge
作成日時：2012年5月25日 23時
