00*prologue ページ1
非日常。
小説だとか、漫画だとか、ゲームだとかは、私たちにとっては『非日常』である。あんな生活を送れるものなら送ってみたいし、代われるものなら代わってみたい。
同じ様な毎日を送り、つまらないとまた溜息をついて何かを待ち続ける。私は、平凡な日常を送るただの一般人でしかないから。
けれど、そんな生活は今日に終止符を打たれた。
「ん……？何これ、私宛ってどういうこと？」
白い封筒には、ただ『
『明日の午前9時、貴方様の通う高校にお集まり下さい。9時から20分経っても来られない場合は遅刻とみなし、9時30分までにスタッフ共がお伺い致します。(そこで参加を拒否した場合、命はなくなるとお考えください)
貴方様と同じチームの方は、鵜川真也，片桐紗凪，駒田飛鳥，中西翔希の四人です。
ゲームの開始時刻は9時45分。
それでは、ご健闘をお祈り致します』
「チーム？何それ？……というか、命はなくなるって……！」
全く心当たりのない手紙。私は、そんな時に、ある唯一の希望をその手紙から見つけ出した。
「同じチームに……飛鳥⁉どうして……でも、飛鳥なら……」
駒田飛鳥。それは、私の幼馴染の名前。彼は昔からお母さん同士の仲もあり、よく遊んできた。信用もでき、頭もキレる。だから、私の心強い味方になってくれるはずだ。
「飛鳥にも、手紙来てるんだよね……じゃあ、何かわかるかも」
と、その時、家のインターホンが鳴った。
「どちら様で……飛鳥！」
「A、お前も来たんだろ？……このわけのわからない手紙」
「うん。……明日、行くの？」
「勿論。面白そうだし、これを送った動機も気になる。なんのゲームだかわかんねぇが、まあ大丈夫だろ」
こうして私と飛鳥は、このゲームに参加することを決めた。
でも、私は知らなかった。
この手紙が、地獄の始まり。非凡の幕開けの引き金であることなんて。
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天羽(プロフ) - 囲炉裏いろはさん» そうなんですかwオリジナルなんで評価されにくいですが、めげずにそちらも頑張ってください！ (2016年4月4日 0時) (
レス) id: 7337257517 (このIDを非表示/違反報告)
囲炉裏いろは(プロフ) - 実は、同じイベントに参加している者ですw お互い頑張りましょうね！！ (2016年4月4日 0時) (レス) id: f227b2346d (このIDを非表示/違反報告)
天羽(プロフ) - 囲炉裏いろはさん» ありがとうございます！とても嬉しいです(*^o^*)頑張ります！ (2016年4月3日 23時) (レス) id: 7337257517 (このIDを非表示/違反報告)
囲炉裏いろは(プロフ) - おもしろいです！！ 続きが気になります！！ 更新がんばってくださいね！！ (2016年4月3日 23時) (レス) id: f227b2346d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羽 | 作成日時：2016年3月27日 18時
