日常、吃驚仰天。 ページ27
貴「候補としては…エントランスホールの階段のところとか？」
仁「眠り羊が落ちかけとったところかのう」
幸「そうなのかい？ まったく、芥川…だったよね、彼にも困ったものだな」
よく眠り羊だけでわかったな精市。
不「上の階から見て回った方がいいかもしれないね」
白「せやな……っ！？」
真「む？ どうし………た……」
途切れた言葉に、ん？ と振り向くと、白石部長と真田副部長が上を見つめて固まっている。
白「…アカン。俺そろそろ疲れてきたみたいや。目が霞んでかなわんわ」
仁「いやいやいや、あれは幻覚でもなんでもないぜよ」
なに？ 私あんたらと違って背が低いのよわかる？ あんたらの視線の高さと私の視線の高さって違うのよ嫌味かこんちくしょー。
不「…英二、だねえ」
柳生「お元気ですねえ」
にっこりと微笑む不二さん。感心したように呟く柳生さん。え、菊丸？
どこどこ？
越「…どこっスか？」
おおおお……君こそ我が同胞……！
ってな茶番はとりあえず傍にどけておいて。
白「金ちゃん、そないなとこでなにやっとるんや！ 危ないやろ！？」
……まさか。
仁「随分前のAの推理が当たっとったということじゃ。…あのシャンデリアの上に、菊丸と遠山がおるぜよ」
………オーマイガー。
幸「A、こっちおいでこっち」
不「越前もほらこっちこっち」
なんか魔王コンビに呼ばれた私とリョーマ。無言のアイコンタクト。
…行く？ …OK、行こう。
貴「うわ…」
越「……」
思わず驚愕が零れた私、何も言わずに天井を仰ぐリョーマ。
そして、ツッコまないでおこうという以心伝心。アイコンタクトも必要なかったよ私たちすごーい。
大きく息吸い込み、
貴「遠山金太郎！！ 菊丸英二！！ 見いつけたっ！！ …から即降りてこいゆっくり時間かけて慎重に！！！」
越「なんかすごく矛盾してるっスけど言いたいことすごくよくわかるっス」
シャンデリアから降りてくる二つの影。
遠「ちぇー、見つかってもうたわー」
菊「いいとこ見つけたと思ったんだけどなーっ！」
多分普通ならば見つからなかったわよあんたら。
遠山金太郎、菊丸英二、確保。
とりあえず金ちゃんは私の手には負えないのでコートへ。白石部長に付き添われてね。
菊丸もとりあえず帰す。シャンデリアの明かりの熱で熱くなってるだろうから、クールダウンも兼ねて。
なんというかもう、
貴「常識破りにも程があるわ……」
今に始まった事じゃありませんがね。ええ。
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椿(プロフ) - NANOMANOさん» ありがとうございます！！！ 私も、ツンデレコンビのデレは大好きです。財前君もっとデレろ…！ (2014年11月6日 21時) (
レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
NANOMANO(プロフ) - 財前が可愛いです。ものっそい可愛いです。デレをありがとうございます。いつでも応援します！ファイト！ (2014年11月6日 3時) (レス) id: f5d752c2cb (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - キー子さん» ありがとうございました！！ 続きは…うん、これ以上のカメですが、お付き合い頂ければ幸いです。 (2014年11月1日 22時) (レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 七夕♪さん» 光栄です！ こんなカメ足にお付き合い頂き、ありがとうございました！ (2014年11月1日 22時) (レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
キー子(プロフ) - お疲れ様です！日常にスポットを当てていて親近感がわくお話でした（＾ν＾）続編があるのならば是非また応援します！絶対！！ (2014年11月1日 22時) (レス) id: 9a1f8b418f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 | 作成日時：2014年6月8日 19時
