日常、プチパニック。 ページ21
貴「な、ななななな…！？」
仁「どうしたんじゃ！？」
越「A先輩っ！？」
あ、本当に飛んで来てくれた。
けど正直ワタクシ今それどころじゃなくってよ。
貴「来るな〜！ 来るなぁあっ！！」
？？「ちょ、ちょい、待ちいな…うぉあっ！？」
侑「落ち着きいA！」
金「Aちゃん！ 落ち着いてぇな、それユウ君やで！」
貴「………………え？」
どさっ、と音がして我に返ってピタッと止まって下を見る、と、床に伸びた一氏君。
…あ、ごめん。これ私がやったの？
貴「あーびっくりした、……ちょっと待ってマジびっくりした心臓バクバクしてる」
宍「なにがあったかはとりあえず置いといて、まず出ろ、この部屋から。な？」
ラジャーです。うお、あーー、すご、心臓ってここまで大暴れするんだね。初めてだわこれ。
鳳「なにがあったんですか？」
貴「あのね！ ここ最後だからって結構力んで部屋に入ったのね！ そしたらね！ 横に誰かいてね！ あいてっ！！」
越「『ね』ばっか言ってるから舌噛むんスよ、落ち着いてくださいっス」
深呼吸。吸ってー、吐いてー。
仕切り直して。
貴「振り向いた瞬間そこにそいつのどアップがあったの。もーびっくりして」
今に至る、と。
金「ごめんなあAちゃん」
貴「小春ちゃんのせいじゃない！ けど、とりあえず捕まえたっ！」
金「いやーん、捕まってもうたわ〜」
仁「この流れでそれ言うんか…」
それが私ですから。ええ。
とりあえず、気絶したそいつどうにかしないと。というか仮にも女子な私が軽く叩いただけであっさり気絶とか弱くない？ 私軽くへこみそうよ。
金「いや、キレイに鳩尾入ったで？」
貴「え、マジ？」
侑「……怖いわこの子」
ごめん一氏。
内心で両手をあわせつつ、せまい通路から抜けるために広い廊下へ。勿論ですが気絶した約1名は引きずられてます。小春ちゃん容赦ねえ。
というか本当くねくねしてますわねこの路地…。よし、ようやく戻れるぞ。
真「Aッ！ 無事なのか！？」
柳生「なにがあったのですか！？」
切「A先輩ぃっ！！ なにがあったんすか！？」
日「また、この屋敷のせいでなにか…！」
大「怪我はない！？」
…。
貴「……え？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 352人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「テニスの王子様」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
椿(プロフ) - NANOMANOさん» ありがとうございます！！！ 私も、ツンデレコンビのデレは大好きです。財前君もっとデレろ…！ (2014年11月6日 21時) (
レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
NANOMANO(プロフ) - 財前が可愛いです。ものっそい可愛いです。デレをありがとうございます。いつでも応援します！ファイト！ (2014年11月6日 3時) (レス) id: f5d752c2cb (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - キー子さん» ありがとうございました！！ 続きは…うん、これ以上のカメですが、お付き合い頂ければ幸いです。 (2014年11月1日 22時) (レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 七夕♪さん» 光栄です！ こんなカメ足にお付き合い頂き、ありがとうございました！ (2014年11月1日 22時) (レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
キー子(プロフ) - お疲れ様です！日常にスポットを当てていて親近感がわくお話でした（＾ν＾）続編があるのならば是非また応援します！絶対！！ (2014年11月1日 22時) (レス) id: 9a1f8b418f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：椿 | 作成日時：2014年6月8日 19時
