【イナイレ】お前が好きなんだよ。ばか…。〜不動明王〜

27：お前は別 ページ29

私達はあのあと教室に戻った


二人で教室に入ったときは
やはり前と同じように、クラスがざわめいた


でも、今度はちゃんと不動が逃げないように
服の裾をきゅっと摘んだ


そしたら不動は

顔を少し伏せながらだが
素直に教室に入ってくれた


そして今は4時限目
もう少しでお昼ご飯



キーンコーンカーンコーン


貴「よし、お昼だぁー！」

不動のとこ行こーっと


そして私は不動を連れて
屋上へ行った


ーーin屋上ーー

貴「んーっ、お腹空いた〜」

不「俺も。さっさと食おーぜ。」


今日も綺麗に澄み渡る空の下で

私達は昼食を食べた



…そーいえば


貴「今更かもだけど、なんで皆屋上来ないの？」

不「俺がいるからだろ」

貴「不動がいたらなんで誰も来ないの？」

不「屋上は狭い。そんな環境で仲良くない奴となんか一緒にいたくないだろ。なんつーか、気まずいと思わないか？」

貴「あー、わかる気がする…。仲良くない人と狭いところで一緒にとか耐えらんないかも…」

不「だろ。まぁ俺は一人が好きだし、丁度よかったんだけどな。」

貴「私、いない方がいーい？」

不「ばか、お前は別だよ」


…
嬉しいこと言ってくれるじゃん(o´罒`o)←


貴「ふふっ。ありがとう！」


素直にお礼を言うと


不動は顔を赤らめて


不「ふん…///」


と言い、顔を伏せるだけだった

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