【そのさんっ!!!】[BL]普通に生活していたら周りから好まれる性格になった。 (ページ9)

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村田先輩end ページ9

※時は文化祭後、翔くん告白前で…

パパッと荷物をまとめていると、タオルが無いことに気付いた。

多分受付やってた辺りかな…

『悪い翔、タオル置いてきたから取って来るわ。』

一応翔に声をかけ、タオルがあるはずの教室前に向かう。

「お探しの物はこれかな？」

荷物が置いてある教室から少し離れた所で、俺のタオルを持った村田先輩に会った。

『びっくりした…ありがとうございます。…その花、何ですか？』

先輩は、４本程花を持っており、俺はそれが気になった。

「…これ？君に上げようかな、って。アネモネとストック。」

先輩は、紫のアネモネと黄色のストックを俺にくれた。

鮮やかで綺麗だ。

『え、ありがとうございます。嬉しいなぁ、普通に。』

「…そう。良かった。じゃ俺は帰るから。」

先輩は踵を返し、小走りで去っていった。

なんで、このタイミングで花なんだろうか。

いつもは絡んでくるはずだけど。

ま、いっか、と俺は荷物を置いている教室に向かった。

end…

以下は見たい人だけでOKです。

実は、村田先輩、翔くんに告白の仕方を聞いてたんですよ、影で。

先輩はある程度察してしまい、紫のアネモネ、黄色のストックを送ります。

花言葉と先輩、なんか似合うかな、と思っていたのでこんな感じに…

意味不明になっちゃったけど後悔してないです☆