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1話。 ページ2

sideA

ぽかぽかの陽だまり。

A『……ねよう。』

イキ「寝るなーー!仕事しろー!」

うるさ。

あ、食霊達を冷蔵庫に入れっぱなしだ。

A『へーい。』

「御侍様ァ♡」

わお。

A『……おはよう。』

グワグワ言ってると思ったら北京ダックのアヒルが私に群がってた。

マンゴープリン「御侍様ァ♡」

A『元気になった?』

マンゴープリン「はいっ!」

それは何より。

北京ダック「吾の居ぬ間、御侍様はこの子らの面倒を見て下さったのですね。」

いや、別に。

面倒という面倒は見てないよ。

アヒルがいつの間にか頭に乗ってる。まあいいや。

A『新しい仲間増えたんだ。』

ガイダンジャイ「ぼ、僕はガイダンジャイ!足を引っ張らないよう頑張るね!」

可愛い。

レストランを覗くと

ゼリー「みんな〜!御侍様の愛の料理だよ〜!是非食べてー!」

愛の料理て……

あ、そうだ。冷蔵庫見るんだった。

A『おはよう。』

ワンタン「餛飩は元気だよ。」

やっぱりそっちが本体なの?

赤ワイン「グズグズするな!」

えー……

A『お前はまだ鮮度欠けてるからおやすみ。』

赤ワイン「なっー!」

おやすみー。

竹飯「おーんじ!」

うるさいのが増えた。

A『もう少しボリュームを小さくしてくれ…』

竹飯「え?なんで?」

山に籠るとこんな風になるの?

ガイダンジャイ「お、御侍様…!」

可愛い。

A『ん?』

竹飯「今、御侍、俺と喋ってるじゃん。なんで割り込んでくるわけ!?」

ガイダンジャイ「ご、ごめんなさい!」

はあ。

A『ダック。北京ダック。』

北京ダック「如何されましたか。御侍様。」

A『ガイダンジャイの面倒見ててくれ。』

北京ダック「はい。吾にお任せ下さい。」

やっぱり頼りになるなぁ…

竹飯「……」

こっちは大変だぁ。

A『今は竹飯だけだぞ。』

竹飯「!」

嫉妬深いなぁ。


マンゴープリン「きぃー!何なのよ。私の方が強いに決まってるじゃない!御侍様に愛されるのは強くて可愛い私!」


ガイダンジャイ「え、えい!」

北京ダック「焦る必要などない。ゆっくり呼吸を整えてやるといい。」

ガイダンジャイ「は、はい!」


イキ「お前って罪作り上手いな。」

えっ。嬉しくな。

イキ「愛され過ぎも面倒だな。」

A『そうか?』

別に面倒だとは思ってないが…

イキ(あー、これ気づいてないパターンだ。)

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御待 - あぁ、いいなぁ竹飯…。竹飯とのからみもっとみたいです。更新頑張ってください。 (2019年2月7日 20時) (レス) id: 9019132286 (このIDを非表示/違反報告)
絶対的一郎太様(プロフ) - 野菜サラダくん可愛いぃいいいいい!!ブラウニーか、赤ワインとの絡みを見たいでs((んんんっ、更新楽しみにしてます!頑張ってください!!! (2019年1月13日 23時) (レス) id: 769ae1e116 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年12月21日 2時

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