甘酸っぱい ページ41
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テレガイ -月号
『 瑞稀にはさいあく裸を見られても何とも思わない気がする。向こうも何とも思わなさそう(笑)彼、私より女子力高いんですよね。流行に敏感だし、メイクの相談にも乗ってくれるし、異性と言うより同性に近い感覚なんですよ。瑞稀もそう思ってるんじゃないなあ。(伊集院A)』
「 何もわかってねえな、こいつ…… 」
HiHiにいじゅが加入してからというもの、
いじゅに対して採算女の子扱いをしてきたつもりだった。
俺の中では精一杯。
なのにそれが伝わってないの？
ラインで問い詰めるも、喧嘩になってしまった。
トドメのメッセージ、
『落ち着いたら連絡してきな』。
落ち着けるわけないだろ！
今でこそいじゅガチ恋なのは作間みたいなイメージが
あるけれど、当時の俺は結構いじゅのことを
好いていた。それもまあ、そういう感情で。
誰も知らなかったと思うけど。
それをそんな誌面で全面的に否定だなんて。
全読者の前で失恋も同然。さすがに俺が可哀想だろ。
変に意地を張ってしまった俺はなかなかいじゅに
謝罪する機会がなかった。
橋本｢ 瑞稀、いじゅと喧嘩したの？ ｣
「 まあね。超しょーもない理由だけど 」
橋本｢ 珍しいね、二人が喧嘩なんて ｣
「 今回ばかりは俺も譲れないね、Aの方から
謝ってほしい 」
橋本｢ そーんな意地っ張りになんなよ〜 ｣
そう言いながらもはしもっちゃんはなんか楽しそうだった。
メンバーのみんなはいじゅと仲良さげに話している。
あああ、悔しい。俺だって話したい。
そう悶々と思いながら一週間が経った。
「 ……A 」
『 落ち着いた？ 』
「 ん。ごめん、この間は 」
そう言っていじゅの好きなプリンを差し出す。
いじゅが吹き出して袋を取り出す。
『 偶然！今日プリン食べたいな〜てなんとなく
思ってたの。同じの買ってきちゃった！ 』
一緒に食べよ
と俺の手を引くいじゅ。
誰にでもそういうことしないでほしい、
なんて俺には言う権利がないことが悔しかった。
甘酸っぱい思い出。
『 もう意味わかんないとこでキレ始めないでね？ 』
「 ………うん、わかった 」
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366(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます♡ (2022年9月3日 10時) (
レス) id: 398b640a83 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 井上瑞稀君と橋本涼君と高橋優斗君推しです最高ですコロナと熱中症で体調などにも気をつけてくださいね (2022年8月28日 0時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：366 | 作成日時：2021年8月29日 8時
